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ADHD関係は歯科領域でも出るようです。
障害歯科に入れておきます。 ![]() http://jhdebranding.com/effect/kids/ 1)111I14 注意欠陥多動性障害〈ADHD〉について正しいのはどれか。 a 愛着障害を伴う。 b 言語発達が遅れる。 c 男児より女児に多い。 d 親の養育態度が主な原因である。 e 初めての状況で多動が増悪する。 2)107G16 注意欠陥多動性障害にみられる症状のうち、注意欠陥と考えられる訴えはどれか。 a 「順番を待つことが苦手だ」 b 「ささいなことで気が散りやすい」 c 「椅子に座っていても手足を動かしてしまう」 d 「小学3年生になるのに自分の名前が書けない」 e 「学校の持ち物が気になり何度も確認してしまう」 3)103I23 注意欠陥多動性障害〈ADHD〉で正しいのはどれか。2つ選べ。 a 女性に多い。 b 知的障害は認めない。 c 10歳前後で発症する。 d 衝動的行動を認める。 e 学業成績には影響しない。 4)102A7 注意欠陥多動性障害〈ADHD〉について正しいのはどれか。 a 小児の約0.5%にみられる。 b 女児に多い。 c 知的障害が合併する。 d 脳内ドパミン神経系の異常がみられる。 e 副腎皮質ステロイド薬が有効である。 5)102E57 3歳の男児。軽い咳を主訴に来院した。 診察室に入ると、じっとせず室内を歩き回っている。 対応として適切なのはどれか。 a 行動を観察する。 b 精神科に受診科を変更させる。 c 母親に強く抱かせて座らせる。 d 本日は診察できないと母親に説明する。 e 子どものしつけについて母親を指導する。 6)109A54 8歳の男児。落ち着きのなさを主訴に母親に連れられて来院した。 幼児期から落ち着きのなさが認められ、 遊びでも順番やルールを守ることができなかった。 授業中に席を離れることがあり、家では宿題を嫌がってなかなかやらない。 成績は中程度であり、身体所見に異常を認めない。 まず行うべき対応として適切なのはどれか。 a 薬物療法を導入する。 b 問題行動には厳しく叱責する。 c 教室全体が見えるように一番後ろに座らせる。 d 集中可能な持続時間を考慮して課題に取り組ませる。 e 母親に対して大人になれば改善することを説明する。 7)108D20 8歳の男児。 学校へ行きたがらないことを主訴に母親に連れられて来院した。 成績は中程度であるものの文字を書くことが苦手で、 特に漢字を見本通りに書き写すことができない。 このために教師や親から叱責されることが多くなり学校に行きたがらなくなった。 友達関係に問題なく、運動も普通にできる。 手先はやや不器用であるものの神経学的診察で他に異常を認めない。 この疾患について誤っているのはどれか。 a 男児に多い。 b 知能は正常範囲であることが多い。 c 注意欠陥多動性障害の合併が多い。 d 成人まで基本症状は持続することが多い。 e 作業に真剣に取り組ませると書字は改善することが多い。 8)104D57 7歳の男児。 意思の疎通がとれないことを心配した両親に伴われて来院した。 乳児期からあやされても喜ばず、3歳まで有意語がなかった。 現在、日常会話はかろうじて可能だが、 相手の言葉に対するオウム返しが多い。 興味の対象が限られ、それに執着する傾向があり、 決まった遊びをいつまでも繰り返す。 いつもと違う状況になると不安になり大騒ぎする。 IQは49。運動発達は良好である。 この患児で考えられるのはどれか。2つ選べ。 a 人格障害 b 学習障害 c 精神遅滞 d 広汎性発達障害 e 注意欠陥多動性障害〈ADHD〉 解答:MOREへ スポンサーリンク 1)111I14 注意欠陥多動性障害〈ADHD〉について正しいのはどれか。 a 愛着障害を伴う。 b 言語発達が遅れる。 c 男児より女児に多い。 d 親の養育態度が主な原因である。 e 初めての状況で多動が増悪する。 解答: e 111I14の解説 a 虐待やネグレクトにより、親子間の愛着形成が滞った病態。 注意欠陥多動性障害〈ADHD〉は養育が原因なわけではない。 b 知能低下はなく、言語発達は正常。 c 女児より男児に多い。 d aでも示したように、ADHDの原因は親にあるわけではない。 e 正しい。初めて行った場所等で多動が増悪する。 2)107G16 注意欠陥多動性障害にみられる症状のうち、注意欠陥と考えられる訴えはどれか。 a 「順番を待つことが苦手だ」 b 「ささいなことで気が散りやすい」 c 「椅子に座っていても手足を動かしてしまう」 d 「小学3年生になるのに自分の名前が書けない」 e 「学校の持ち物が気になり何度も確認してしまう」 解答: b 107G16の解説 a 注意欠陥・多動性障害〈ADHD〉の症状ではあるが、これは衝動性である。 b 正しい。注意欠陥の症状である。 c ADHDの症状ではあるが、これは多動性である。 d 学習障害〈LD〉の症状である。108D20で翌年、本格的に問われることとなる。 e 強迫症状である。 3)103I23 注意欠陥多動性障害〈ADHD〉で正しいのはどれか。2つ選べ。 a 女性に多い。 b 知的障害は認めない。 c 10歳前後で発症する。 d 衝動的行動を認める。 e 学業成績には影響しない。 解答: b,d 103I23の解説 a 男児に多い。 b 正しい。学習障害を合併することはあるが、知的障害は認めない。 c 7歳ころまでに発症する。 d 正しい。不注意、多動性、衝動性を特徴とする。 e 学習障害やdに示した内容により、学業成績が低迷することがある。 が、むろんこれは知的障害とは呼ばないので注意。 4)102A7 注意欠陥多動性障害〈ADHD〉について正しいのはどれか。 a 小児の約0.5%にみられる。 b 女児に多い。 c 知的障害が合併する。 d 脳内ドパミン神経系の異常がみられる。 e 副腎皮質ステロイド薬が有効である。 解答: d 102A7の解説 a 小児の約5%、成人の約2.5%にみられる。 b 男児に多い。 c 学習障害を合併することはあるが、知的障害はみない。 d 正しい。脳内ドパミン神経系の異常が原因と考えられている。 e 副腎皮質ステロイド薬は無効。治療にはメチルフェニデートが用いられる。 5)102E57 3歳の男児。軽い咳を主訴に来院した。 診察室に入ると、じっとせず室内を歩き回っている。 対応として適切なのはどれか。 a 行動を観察する。 b 精神科に受診科を変更させる。 c 母親に強く抱かせて座らせる。 d 本日は診察できないと母親に説明する。 e 子どものしつけについて母親を指導する。 解答: a 102E57の解説 「じっとせず室内を歩き回っている」3歳の男児。これだけで何を考えろと言うのか。超臨床的と言われればそうなのかもしれない。実戦的には消去法でもっともらしい選択肢を残すこととなる。 a 正しい。注意欠陥・多動性障害〈ADHD〉のような障害の存在を視野に入れ、行動を観察する。 b 診察もせず、いきなり精神科に受診科を変更させるのは横暴。 c 母親に抱かせて座らせるのは問題ないが、「強く」というのは言い過ぎだろう。 d 診療放棄であり、医師の姿勢として好ましくない。 e これだけの情報から子どものしつけの良し悪しを判断することは不可能。 万が一、しつけが悪かったとしても母親を指導するのは医師の役割ではない。 6)109A54 8歳の男児。落ち着きのなさを主訴に母親に連れられて来院した。 幼児期から落ち着きのなさが認められ、 遊びでも順番やルールを守ることができなかった。 授業中に席を離れることがあり、家では宿題を嫌がってなかなかやらない。 成績は中程度であり、身体所見に異常を認めない。 まず行うべき対応として適切なのはどれか。 a 薬物療法を導入する。 b 問題行動には厳しく叱責する。 c 教室全体が見えるように一番後ろに座らせる。 d 集中可能な持続時間を考慮して課題に取り組ませる。 e 母親に対して大人になれば改善することを説明する。 解答: d 109A54の解説 落ち着きのなさや、遊びの順番やルールを守れない、 といった記載より注意欠陥・多動性障害〈ADHD〉が考えられる。 自閉症と異なり、学業成績の低下はない。 a ADHDにはメチルフェニデートが有効であるが、まず投薬、というものでもない。 b 病気の一症状であり、本人に落ち度があるわけではない。 むしろ、両親には叱責しないよう指導すべき。 c 視覚に入ってくるものが多いほど注意は散漫となりやすい。 教室の前方に座らせるとよい。 d 正しい。 ADHDの特性を理解し、本人が快適に生活できる環境を整えることが重要。 e 成人後も症状は持続することが多い。 7)108D20 8歳の男児。 学校へ行きたがらないことを主訴に母親に連れられて来院した。 成績は中程度であるものの文字を書くことが苦手で、 特に漢字を見本通りに書き写すことができない。 このために教師や親から叱責されることが多くなり学校に行きたがらなくなった。 友達関係に問題なく、運動も普通にできる。 手先はやや不器用であるものの神経学的診察で他に異常を認めない。 この疾患について誤っているのはどれか。 a 男児に多い。 b 知能は正常範囲であることが多い。 c 注意欠陥多動性障害の合併が多い。 d 成人まで基本症状は持続することが多い。 e 作業に真剣に取り組ませると書字は改善することが多い。 解答: e 108D20の解説 本児の問題は「学校へ行きたがらないこと」ではない。 なぜなら、日々教師や親から叱責されていては学校へ行きたくなくなるのは当然であるからだ。 問題は「文字を書くことが苦手」ということ。 これは書字障害と呼ぶ。 学習障害〈LD〉の一症候である。 a 男児に多い。 b 「成績は中程度」と示してあることからも分かるように、知能は正常。 c 自閉症スペクトラム障害〈ASD〉・注意欠陥多動性障害〈ADHD〉・学習障害〈LD〉を合わせて発達障害と呼び、 これらは互いに合併することが多い。 d 原則として成人後も症状は持続する。 e 誤り。「字が書けないのは不真面目だからだ」「根性が足りない」 といった子供に対する叱責が病態を悪化させる。 真剣に取り組んでいてもできない、というのが本疾患のポイント。 8)104D57 7歳の男児。 意思の疎通がとれないことを心配した両親に伴われて来院した。 乳児期からあやされても喜ばず、3歳まで有意語がなかった。 現在、日常会話はかろうじて可能だが、 相手の言葉に対するオウム返しが多い。 興味の対象が限られ、それに執着する傾向があり、 決まった遊びをいつまでも繰り返す。 いつもと違う状況になると不安になり大騒ぎする。 IQは49。運動発達は良好である。 この患児で考えられるのはどれか。2つ選べ。 a 人格障害 b 学習障害 c 精神遅滞 d 広汎性発達障害 e 注意欠陥多動性障害〈ADHD〉 解答: c,d 104D57の解説 意思の疎通がとれない、発語の遅れ、オウム返し、 興味の限局、執着、反復、などといった記載より自閉症スペクトラム障害〈ASD〉を想起するのは容易。 ASDはかつて広汎性発達障害に分類されていた(DSM-5では現在「広汎性発達障害」という用語は用いない)。 a 7歳段階では未だ人格形成が不十分であり、人格障害の診断は困難。 b・e 学習障害〈LD〉・ADHDともにASDに合併しうる病態であるが、この患児では記載がない。 c 正しい。精神遅滞はみられている。 d 正しい。上記の通り。
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