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111C3
乳児において循環血液量減少性ショックを生じる可能性がある疾患はどれか。

a 脊髄損傷
b 急性腎盂腎炎
c 食物アレルギー
d 心タンポナーデ
e ウイルス性胃腸炎



解答:MOREへ




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解答

乳児において循環血液量減少性ショックを生じる可能性がある疾患はどれか。

a 脊髄損傷
b 急性腎盂腎炎
c 食物アレルギー
d 心タンポナーデ
e ウイルス性胃腸炎


正解 e


解説

ショックを次の4つに分類した場合に、各選択肢がどう分類されるのかを考えましょう。


【ショックの分類】

・循環血液量減少性ショック
・心原性ショック
・血液分布異常性ショック
・閉塞性ショック


<選択肢>
a 脊髄損傷は、血液分布異常性ショックに含まれます。
b 急性腎盂腎炎は、敗血症性ショックに進展することも多く、血液分布異常性ショックに含まれます。
c 食物アレルギーはアナフィラキシーショックであり、血液分布異常性ショックに含まれます。
d 心タンポナーデは閉塞性ショックに含まれます。
e ウイルス性胃腸炎では脱水によって血管内volumeが減少するので、循環血液量減少性ショックに含まれます。

補足ですが、本問がなぜあえて「乳児の」という設定になったのかを考えてみましょう。

おそらく「乳児で循環血液量減少性ショックの診断となった場合に、
どのような原因を想起するのか」という、
実臨床の現場での思考が背景にあるのではないかと考えます。

実際、小児の脱水の原因としては、ウイルス性腸炎が頻度的に最も考えやすいでしょう。

ショックの分類を理解していれば解ける問題ではありますが、
併せて、現場で「乳児の循環血液量減少性ショック」という診断が下されたときに、
次に何を考えるか、が問われている問題だと感じました。


(日経メデイカル 1日1問医師国試 から)


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