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東京デンタルスクール: 定期試験・CBT・歯科医師国家試験対策無料メールマガジン から 解剖のみを拝借、再編集 http://archives.mag2.com/0001494170/ ![]() http://www.anomalousmedical.com/Articles/3DDentalAnatomy 1)耳神経節を通過する副交感神経線維をもつのはどれか。1つ選べ。 a 動眼神経 b 三叉神経 c 顔面神経 d 舌咽神経 e 迷走神経 2)上顎洞を栄養するのはどれか。2つ選べ。 a 翼突管動脈 b 眼窩下動脈 c 蝶口蓋動脈 d 下行口蓋動脈 e 後上歯槽動脈 3)耳神経節が付属するのはどれか。1つ選べ。(解剖学) a 眼神経 b 上顎神経 c 下顎神経 d 顔面神経 e 舌咽神経 f 迷走神経 4)第一鰓弓から発生するのはどれか。3つ選べ。 a 口輪筋 b 顎舌骨筋 c 茎突咽頭筋 d 口蓋帆張筋 e 顎二腹筋前腹 5)蝶形骨に存在する構造物を通過するのはどれか。4つ選べ。 a 眼神経 b 上顎神経 c 下顎神経 d 鼓索神経 e 大錐体神経 解答:MOREへ スポンサーリンク 解答 1)耳神経節を通過する副交感神経線維をもつのはどれか。1つ選べ。 a 動眼神経 b 三叉神経 c 顔面神経 d 舌咽神経 e 迷走神経 解答:d 解説:解剖学より、神経節についての出題 ~神経節~ 毛様体神経節:眼神経に付属、動眼神経が通過 翼口蓋神経節:上顎神経に付属、顔面神経の大錐体神経(涙・口蓋腺の分泌、軟口蓋の味覚)が通過 耳神経節:舌咽神経の小錐体神経(耳下腺の分泌に関与)が通過 顎下神経節:顔面神経の鼓索神経(顎下腺、舌下腺の分泌、舌前2/3の味覚)が通過 感覚性神経節:膝神経節、下(錐体)神経節 2) 上顎洞を栄養するのはどれか。2つ選べ。 a 翼突管動脈 b 眼窩下動脈 c 蝶口蓋動脈 d 下行口蓋動脈 e 後上歯槽動脈 解答:c,e 解説:解剖学から、動脈の栄養範囲に関する出題です。 解剖学の骨学、神経学、脈管学は試験頻出です。 この辺りは文字だけではなく、視覚素材(図など)を併用して覚えるようにしましょう。 上顎洞は顎動脈の枝が栄養します。 ~顎動脈~ 深耳介動脈:外耳道を栄養 前鼓室動脈:鼓室を栄養 中硬膜動脈:脳硬膜を栄養 下歯槽動脈:下顎骨を栄養 深側頭動脈:側頭筋・外側翼突筋を栄養 咬筋動脈:咬筋を栄養 翼突筋枝:外側翼突筋・内側翼突筋を栄養 頬動脈:頬筋を栄養 後上歯槽動脈:上顎骨・大臼歯部、上顎洞を栄養(歯槽孔を通過) 下行口蓋動脈:口蓋粘膜を栄養(大口蓋孔・小口蓋孔を通過) 眼窩下動脈:上顎骨・前歯部を栄養(下眼窩裂を通過) 翼突管動脈:頭蓋底を栄養(翼突管を通過) 蝶口蓋動脈:鼻腔・上顎洞を栄養(蝶口蓋孔を通過) ![]() https://twitter.com/hashtag/%E9%A1%8E%E5%8B%95%E8%84%88 一度歯科医師国家試験にも出題されている内容ですので押さえておきましょう。 3) 耳神経節が付属するのはどれか。1つ選べ。 a 眼神経 b 上顎神経 c 下顎神経 d 顔面神経 e 舌咽神経 f 迷走神経 解答:c 解説:解剖学から神経節についての出題です。 歯科医師国家試験では多肢選択肢としてこのような問題も出題されます。 この神経節の問題は比較的頻出なので、この場で覚えて確実に正解しましょう。 ちなみに、「付属する」とは「その神経上に存在する」という解釈でいてください。 ~神経節~ 毛様体神経節:眼神経に付属、動眼神経が通過 翼口蓋神経節:上顎神経に付属、顔面神経の大錐体神経(涙・口蓋腺の分泌、軟口蓋の味覚)が通過 耳神経節:下顎神経に付属、舌咽神経の小錐体神経(耳下腺の分泌)が通過 顎下神経節:下顎神経に付属、顔面神経の鼓索神経(顎下腺、舌下腺の分泌、舌前2/3の味覚)が通過 感覚性神経節は膝神経節、下(錐体)神経節などがあるということもあわせて覚えておきましょう。 4)第一鰓弓から発生するのはどれか。3つ選べ。 a 口輪筋 b 顎舌骨筋 c 茎突咽頭筋 d 口蓋帆張筋 e 顎二腹筋前腹 解答:b,d,e 解説: 組織学より、発生についての出題です。 発生については、進級試験・卒業試験・国家試験問わず比較的出題されやすいところでもあり、 苦手としている学生さんが多い印象があります。 第一鰓弓から発生するのは「三叉神経」です。 さらに、「三叉神経に支配される筋」「三叉神経に支配される筋の骨への付着部位」も第一鰓弓から発生するのです。 それぞれの鰓弓・咽頭嚢から発生するものをおさらいしておきましょう。 (鰓弓性神経については第13回問1、咽頭嚢については20回問2もあわせて参照のこと。) 第13回 https://archives.mag2.com/0001494170/20160227203021000.html 第20回 https://archives.mag2.com/0001494170/20160408194411000.html ~鰓弓・咽頭嚢(鰓嚢)~ 第一鰓弓 三叉神経 ツチ骨、キヌタ骨、外頸動脈、咀嚼筋、口蓋帆張筋など (三叉神経支配の筋) 第二 顔面神経 アブミ骨、茎状突起、アブミ骨動脈、表情筋、茎突舌骨筋など (顔面神経支配の筋) 第三 舌咽神経 茎突咽頭筋、内頚動脈など 第四 迷走神経 甲状軟骨、輪状甲状筋、大動脈弓など 第六 迷走神経(下喉頭神経・反回神経)後輪状披裂筋 第一咽頭嚢:耳管・中耳が発生 第二咽頭嚢:口蓋扁桃が発生 第三咽頭嚢:胸腺、下上皮小体が発生 第四咽頭嚢:上上皮小体が発生 苦手な人が多いところだからこそ、確実にマスターして差をつけましょう。 5)蝶形骨に存在する構造物を通過するのはどれか。4つ選べ。 a 眼神経 b 上顎神経 c 下顎神経 d 鼓索神経 e 大錐体神経 解答:a,b,c,e 解説:解剖学より、神経と通過する構造物についての出題です。 神経はもちろんですが、 「その神経が通る穴がどの骨に存在するかということも進級試験・卒業試験・国家試験問わず比較的出題されやすいところです。 (側頭骨に存在する構造物については第7回 問1、蝶形骨に存在する構造物については 第42回 問1もあわせて参照のこと。) 第7回 https://archives.mag2.com/0001494170/20160209222411000.html 第42回 https://archives.mag2.com/0001494170/20170121184842000.html ~神経とその通過する部位~ 眼神経:上眼窩裂(蝶形骨に存在)を通過する 頭部、額の知覚にかかわる 上顎神経:正円孔(蝶形骨に存在)を通過する 頬部、上唇、上顎の歯などの知覚にかかわる 下顎神経:卵円孔(蝶形骨に存在)を通過する 下顎、舌の知覚、咀嚼筋・顎舌骨筋・顎二腹筋前腹・口蓋帆張筋の運動 鼓索神経:錐体鼓室裂(側頭骨に存在)を通過する 舌前2/3の味覚、顎下腺・舌下腺の分泌 大錐体神経:翼突管(蝶形骨に存在)を通過する 涙腺・口蓋腺の分泌、軟口蓋の味覚 |
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