スポンサーリンク 粘液水腫性昏睡:112医A9 - 医療関係資格試験マニア
fc2ブログ
様々な医療福祉関係の資格試験に挑むブログ
プロフィール

かず

Author:かず
某総合病院で日々、臨床で忙しい医師カズです。
各種医療職の資格試験問題に挑戦しつつ、資格を目指す方々を励ますブログです。
内容は、国内の医師、歯科、薬剤師、看護師国試など、さらには米国医師資格試験(USMLE)、米国歯科医師資格試験(NBDE)あたりの問題にも挑戦する予定です。
応援よろしくお願いいたします。

ブログ使用時の注意点:
PCビューで見ると、答えが隠れています。
解答を見る場合は、”MORE”ボタンをクリックして下さい。
スマホですと、全てが表示されてしまうので演習目的の場合はPCビューがお勧めです。

広告
カテゴリ
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
学校・教育
20位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
1位
アクセスランキングを見る>>
楽天お勧め
google+1
粘液水腫性昏睡についての知識問題。
割れ問

https://medu4.com/112A9から


43_kou2.jpg 
https://www.nagasaki-clinic.com/myxedema/



112A9

粘液水腫性昏睡について正しいのはどれか。

a 男性に多い。
b 夏季に多い。
c 橋本脳症とも呼ばれる。
d 治療において甲状腺ホルモンの投与は必須ではない。
e 基礎にある甲状腺疾患に他の要因が重層して起こる。


解答:MOREへ

スポンサーリンク



解答

粘液水腫性昏睡について正しいのはどれか。

a 男性に多い。
b 夏季に多い。
c 橋本脳症とも呼ばれる。
d 治療において甲状腺ホルモンの投与は必須ではない。
e 基礎にある甲状腺疾患に他の要因が重層して起こる。


解答:e

112A9の解説

a 女性に多い。

b 冬季に多い。

c 橋本脳症(自己免疫機序による)とは別の病態として区別される。

d 診断後、すみやかな甲状腺ホルモンの補充が必須となる。

e 正しい
  粘液水腫性昏睡について成因を分かりやすく示してくれた選択肢だ。
  そのまま覚えてしまおう。

粘液水腫性昏睡(myxedema coma)とは甲状腺機能低下症(原発性または中枢性)が基礎にあり、
重度で長期にわたる甲状腺ホルモンの欠乏に由来する
あるいはさらに何かの誘因(薬剤や感染症など)により惹起された低体温・呼吸不全・循環不全などが
中枢神経系の機能障害を来す病態である。
正しい治療が行われないと生命にかかわると定義されている。
頻度は極めて稀であるが死亡率は25~65%であり早期のICU管理が望まれる緊急疾患である。

橋本脳症では甲状腺機能は正常から軽度低下にとどまり、
ホルモンの不足は病態形成にも治療にもほとんど関与しないため本症とは異なる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B2%98%E6%B6%B2%E6%B0%B4%E8%85%AB%E6%80%A7%E6%98%8F%E7%9D%A1
参照


正答率:57.9%

テーマ:粘液水腫性昏睡について


関連記事
2018/08/11 13:14 代謝・内分泌 TB(-) CM(0)
コメント















 管理者にだけ表示を許可する

アクセス数
検索フォーム
知りたい疾患や用語に関連するブログ記事を探すのに使ってください
広告配信
人気記事
本ブログ内でよく読まれている記事
カレンダー
08 | 2023/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
月別アーカイブ(タブ)
各年のアーカイブ全体はLISTをクリック下さい。 LISTを閉じる際は、SELECTをクリック下さい。
リンク
医歯学などの勉強に有用なサイトを随時増やしていきます。 リンクサイトでアクセス出来ないものあれば、メールフォームで遠慮なく教えて下さい。
ブログランキングなど
ブロとも申請フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: