スポンサーリンク 事前確率が変わると変化する指標:112医B22 - 医療関係資格試験マニア
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112B22
検査前確率〈事前確率〉が変わると変化するのはどれか。

a 感度
b 特異度
c 適中度〈的中度〉
d 偽陰性率
e ROC曲線



解答:MOREへ

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解答

検査前確率〈事前確率〉が変わると変化するのはどれか。

a 感度
b 特異度
c 適中度〈的中度〉
d 偽陰性率
e ROC曲線

解答: c

112B22の解説


例えば感度90%、特異度80%で固定し、
検査前確率を10%にしたときと20%にしたときで何が変わるのか、
を実際に試算してみるとよい。

が、ここでは常識的に考えるほうが楽だろう。

グループAは健常な若い人たちばかり。
グループBは路上生活をしていて栄養不良になりやすいホームレスの集団。
グループAとグループBで喀痰塗抹検査や結核菌特異的全血インターフェロンγ遊離測定法〈IGRA〉
を実施したら何が変わるのか、を考えてみれば明らかである。

cの適中度〈的中度〉が正しい。

上記の例で言えば、グループBの方が検査前確率〈事前確率〉が高いため、
同じ検査をしても適中〈的中〉しやすい、というわけ。
※もっと分かり易すぎる例を出そうか。
100本中1本しか当たりが入っていないくじと、100本中50本が当たりのくじ。
検査前確率は1%と50%だが、後者のほうが適中〈的中〉しやすい。
が、抽選する人やくじを引く手はどちらの場合でも変化なし。

分かったような、分からないような説明。

101C31とほぼ同一問題。


正答率:90.8%



テーマ:検査前確率〈事前確率〉が変わると変化する指標
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