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108A1
先天性風疹症候群でみられないのはどれか。

a 大頭症
b 白内障
c 感音難聴
d 胎児発育不全
e 動脈管開存症


解答:MOREへ



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解答

先天性風疹症候群でみられないのはどれか。

a 大頭症
b 白内障
c 感音難聴
d 胎児発育不全
e 動脈管開存症


解答: a


【選択的考察】
先天性風疹症候群〈congenital rubella syndrome:CRS〉の三大症状:

1)先天性心疾患
2)難聴
3)白内障


A 大頭症(×):CRSは小頭症を呈することがある。
B 白内障(○)、C 感音難聴(○)、E 動脈管開存症(○):CRSの三大症状の一つである。
D 胎児発育不全(○):CRSの症状の一つである。

【ポイント】
CRSとは、風疹ウイルスの胎内感染によって先天異常を起こす感染症である。
先天異常の発生は妊娠週齢と明らかに相関し、妊娠12週までの妊娠初期の初感染に最も多くみられ、
20週を過ぎるとほとんどなくなる。

三大症状は、先天性心疾患(肺動脈弁狭窄、動脈管開存症、心室中隔欠損症など)、難聴、白内障である。
その他、網膜症、肝脾腫、血小板減少、精神発達遅滞、小眼球、小頭症など多岐にわたる。
近年のCRSの報告数は極めて少なかったが(2011年は1例、2012年は2例)、2013年は32例と急増した。

解説:国試108-第108回医師国家試験問題解説書(医学評論社)より



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