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AIFDS関係の問題。
正答率は高かったようです。 https://medu4.com/112B27 から ![]() https://ja.soropositivo.org/2017/11/13/o-que-e-hiv/ 112B27 28歳の女性。1年前から口唇ヘルペスで3回の治療を受けた。 歩行時の息苦しさを主訴に受診し、ニューモシスチス肺炎と診断された。 ニューモシスチス肺炎の治療と同時に基礎疾患が検索され、HIV感染症と診断された。 性交渉のパートナーは男性のみで特定の3人である。 喫煙は22歳から10本/日。飲酒はビール350mL/日。 血液所見:赤血球468万、Hb 14.7g/dL、白血球7,600 (好中球60 %、好酸球3%、好塩基球1%、単球8%、リンパ球28%)、 CD4陽性細胞数180/mm3(基準800〜1,200)、血小板15万。 血液生化学所見:総ビリルビン0.7mg/dL、AST 68U/L、ALT 128U/L、 LD 305U/L(基準176〜353)、尿素窒素15mg/dL、クレアチニン 1.0mg/dL。 免疫血清学所見:HBs抗原陽性、HBs抗体陰性、HBV-DNA陽性、HCV抗体陰性。 この患者の抗HIV治療薬の選択において最も重要なのはどれか。 a 飲酒歴 b 喫煙歴 c B型肝炎の合併 d 口唇へルベスの既往 e 性交渉のパートナーの人数 解答:MOREへ スポンサーリンク 解答 正解 c 112B27の解説 免疫低下により口唇ヘルペスやニューモシスチス肺炎を呈している若い女性。 HIV感染症と診断されている。 CD4陽性細胞数が200を割っていることと合わせ、AIDSと診断可能。 免疫血清学所見において、HBs抗原とHBV-DNAが陽性であることに注目しよう。 抗HIV薬服用により患者自身の免疫応答が回復することで、HBVに対する免疫応答も回復する。 これによりB型肝炎が惹起される恐れがある(免疫再構築症候群〈IRS〉)。 a〜e 以上より、cが正しい。 ※B型慢性活動性肝炎の本体はHBVに対する免疫応答であることに注意せよ。 一部の抗HIV薬は抗HBV作用も持つため、 単純に考えると「B型肝炎患者にも有利なのではないか」と思ってしまう。 が、HBVウイルスが減り、かつ自身の免疫応答が回復したタイミングこそ、肝炎は惹起されやすいのだ。 正答率:97.8% |
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