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定期試験・CBT・歯科医師国家試験対策無料メールマガジン から 生化学のみを拝借、再編集 http://archives.mag2.com/0001494170/ ![]() https://edulanche.com/book/48777/MCQS-Biochemistry-Explanations-PG-Dental-Entrance-Examinations-1st-edition 1)コラーゲンに含まれるアミノ酸の割合で最も多いのはどれか。1つ選べ。 a プロリン b グリシン c アラニン d トリプトファン e ヒドロキシリシン 2)軟骨に多く存在するプロテオグリカンはどれか。1つ選べ。 a デコリン b シンデカン c アグリカン d パールカン e ビグリカン 解答:MOREへ スポンサーリンク 解答 1)コラーゲンに含まれるアミノ酸の割合で最も多いのはどれか。1つ選べ。 a プロリン b グリシン c アラニン d トリプトファン e ヒドロキシリシン 正解 b 解説: 生化学より、コラーゲンについての出題です。 コラーゲンを知らないという学生さんはいないかと思います。 ただ、コラーゲンについて、どのような聞かれ方をした際に自信をもって答えられますか? ~コラーゲン~ ・コラーゲンを構成するアミノ酸の1/3はグリシン(Gly) ・Gly-X-Y(Xにはプロリン、Yはヒドロキシプロリンであることが多い) ・肉芽誘導能がある ・コラーゲン合成過程で水酸化されるアミノ酸→リシン・プロリン ・コラーゲンの所在 I型コラーゲン:ほとんどの組織(例:歯髄、歯根膜) II型コラーゲン:軟骨 III型:I型と共存 IV型:基底膜 ・正しいコラーゲンの作り方(コラーゲンの生合成の流れ) 1)プロコラーゲン分子(α鎖)の生合成 2)プロリン・リシンの水酸化(ビタミンC、Fe2+が必要) 3)ヒドロキシリシンへの糖の修飾 4)プロコラーゲン分子の生成(3本鎖へリックスの生成 5)ジスルフィド結合・水素結合が関与) 6)プロコラーゲン分子のゴルジ装置への移送・分泌顆粒の生成 7)プロコラーゲン分子の細胞外分泌 8)N・C-プロペプチドの切断→分子間の架橋によるコラーゲン線維の形成 コラーゲンに関してはここまでを完璧に押さえることが求められます。 押さえてしまえばかなり使える知識となるのでがっちりと押さえておきましょう。 2)軟骨に多く存在するプロテオグリカンはどれか。1つ選べ。 a デコリン b シンデカン c アグリカン d パールカン e ビグリカン 正解 c 解説: 生化学より、プロテオグリカンの所在についての出題です。 試験でネタにされる頻度も高い分野なので、頑張って覚えてほしいところです。 ~プロテオグリカンの所在~ 軟骨:アグリカン 基底膜:パールカン 骨:デコリン、ビグリカン 細胞膜:シンデカン プロテオグリカンの特徴についても記しておきます。 ・軟骨や結合組織などに多く含まれる ・ヒドロキシル基(水酸基)を多く含む親水性の細胞外マトリックス ・構造はコアタンパクとグリコサミノグリカン(2種の糖鎖が結合)しており、 グリコサミノグリカンの1つはヘキソサミン(アミノ糖)となっている ・グリコサミノグリカンのもう1つの糖は原則としてウロン酸であるが、ケタラン硫酸 の場合にはウロン酸ではなく、ガラクトースとなる |
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