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今回は歯科麻酔に入れておきます。

Kloss-and-Bruce-Local-Anaesthetic-300x448.png 
https://lifeinthefastlane.com/tox-library/toxicant/anaesthetics/local-anaesthetic/


問題

局所麻酔薬中毒が起こった場合の対応について、正しい組合せはどれか?

a 局所麻酔薬の投与を中止する
b 静脈ラインを確保する
c 気道確保および酸素投与、必要に応じて気管挿管、人工呼吸
d 重度の低血圧や不整脈を伴う場合、20%脂肪乳剤の投与を行う
e ベンゾジアゼピンの投与



解答:MOREへ


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解答

局所麻酔薬中毒が起こった場合の対応について、正しい組合せはどれか?

a 局所麻酔薬の投与を中止する
b 静脈ラインを確保する
c 気道確保および酸素投与、必要に応じて気管挿管、人工呼吸
d 重度の低血圧や不整脈を伴う場合、20%脂肪乳剤の投与を行う
e ベンゾジアゼピンの投与

正解 abcde

【解説】
局所麻酔中毒の2大症状は、
中枢神経毒性(興奮、痙攣など)と
心毒性(不整脈、徐脈、低血圧、心停止など)である。

静注用脂肪乳剤(Intravenous lipid emulsion:ILE)は栄養補給用の輸液製剤であるが、
1998年Weibergらにより局所麻酔中毒に対する解毒効果が発見された。
その後、局所麻酔薬中毒に対するILEの作用は多くの学会により評価され、投与が推奨された。

日本麻酔科学会の局所麻酔薬中毒への対応プラクティカルガイドによると、
その投与方法は、

1)1.5mL/kgを約1分かけて投与。その後0.25mL/kg/minで持続投与開始
2)5分後、循環の改善が得られなければ再度1.5mL/kgを投与するとともに持続投与量を2倍の0.5mL/kg/minに上昇。
さらに5分後に再度1.5mL/kgを投与(bolus投与は3回が限度)
3)循環の回復・安定後も更に10分間は脂肪乳剤の投与を継続すること
4)多くの報告で、総投与量10mL/kg以下で蘇生効果が報告されており、最大投与量の目安は12mL/kgとなっている。
また、脂溶性薬物(脂溶性の指標であるオクタノール/水分配係数(=logP値)2.0以上の薬物)中毒に対する治療法としても、
その有効性が示唆されている。

【参考文献】
日本麻酔科学会 局所麻酔薬中毒への対応プラクティカルガイド

局所麻酔薬中毒への対応プラクティカルガイド
2017年6月制定


http://www.anesth.or.jp/guide/pdf/practical_localanesthesia.pdf#search=%27%E5%B1%80%E6%89%80%E9%BA%BB%E9%85%94%E8%96%AC%E4%B8%AD%E6%AF%92%27

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