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薬剤関係の重要な基本問題


101F64
薬剤と主な副作用の組合せで誤っているのはどれか。

a スルホニル尿素薬 --------- 低血糖
b ビグアナイド薬 --------- 浮 腫
c チアゾリジン薬 --------- 体重増加
d ACE阻害薬 --------- 咳 嗽
e HMG-CoA還元酵素阻害薬 --------- 横紋筋融解症


解答:MOREへ


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解答


薬剤と主な副作用の組合せで誤っているのはどれか。

a スルホニル尿素薬 --------- 低血糖
b ビグアナイド薬 --------- 浮 腫
c チアゾリジン薬 --------- 体重増加
d ACE阻害薬 --------- 咳 嗽
e HMG-CoA還元酵素阻害薬 --------- 横紋筋融解症


解答: b

101F64の解説

糖尿病、高血圧、脂質異常症といったcommon diseaseの治療薬に関する基本的な問題である。
いずれも使用頻度が高い薬剤ばかりであり、それらの副作用は必ず知っておきたい。

○a 
スルホニル尿素薬は2型糖尿病において血糖降下薬として用いる。
膵臓β細胞を刺激してインスリン分泌を促進するため、過量投与では低血糖をきたす。

×b 
ビグアナイド薬は糖尿病において血糖降下薬として用いる。
肝での糖新生抑制、および末梢のインスリン抵抗性の改善、
消化管からの糖吸収の抑制により血糖降下をもたらす。
一般に浮腫はみられない。

○c 
チアゾリジン薬は2型糖尿病において血糖降下薬として用いる。
インスリン抵抗性を改善して血糖降下をもたらすが、
インスリン作用の増強と血糖改善に伴って体重増加がみられるほか、
浮腫がみられることが多い。

○d 
ACE阻害薬は高血圧に対する降圧薬であるが、副作用として咳嗽がみられる。

○e 
HMG-CoA還元酵素阻害薬は高コレステロール血症の治療薬であるが、
頻度は低いものの重大な副作用として横紋筋融解症がみられる。


解説:MedPeer QUIZ から

4-1-3-02.png 

http://dmic.ncgm.go.jp/general/about-dm/100/020/02.html から


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