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様々な医療福祉関係の資格試験に挑むブログ
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某総合病院で日々、臨床で忙しい医師カズです。
各種医療職の資格試験問題に挑戦しつつ、資格を目指す方々を励ますブログです。
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この骨折はよ高齢者では頻発ですが、
国試では、あまり出題されていないようです。


新作

83歳の女性。
自宅の玄関で転倒し、右股関節痛が出現し歩行不能となり搬送された。
受傷前のADLは自立し、明らかな認知症はない。
既往歴として、2年前に脳梗塞を患うも明らかな麻痺もない。
来院時の血圧 140/90、軽度の頻脈を認めた。
また、全身CTにおける検査では、他の部位に損傷は認めなかった。
右股関節部には明らかな開放創はない。
受傷時のX線像を下に示す。

7b0b330159207acfedfd230fa253e0_gallery.jpg


以下のうち、本患者に対する治療で最も適した治療はどれか。
1つ選べ。

a 直達けん引
b 人工骨頭置換術
c 人工股関節置換術
d 骨接合術
e 創外固定術


解答:MOREへ


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解答


83歳の女性。
自宅の玄関で転倒し、右股関節痛が出現し歩行不能となり搬送された。
受傷前のADLは自立し、明らかな認知症はない。
既往歴として、2年前に脳梗塞を患うも明らかな麻痺もない。
来院時の血圧 140/90、軽度の頻脈を認めた。
また、全身CTにおける検査では、他の部位に損傷は認めなかった。
右股関節部には明らかな開放創はない。
受傷時のX線像を下に示す。

hip fx

https://radiopaedia.org/images/1455388 から転用改編

以下のうち、本患者に対する治療で最も適した治療はどれか。
1つ選べ。

a 直達けん引
b 人工骨頭置換術
c 人工股関節置換術
d 骨接合術
e 創外固定術


正解 d


図の赤矢印で示したように右大腿骨の転子間部に主骨折線を認め、
緑矢印で示したように小転子部も骨折にて転位している。

典型的な大腿骨転子部骨折。

治療は、
γ nailやdynamic hip screw systemによる内固定術。

下にγ nail 治療例を示す。

161013_01.jpg 
http://jaklab.com/blog2/2016/10/post-2705.php


問題の図で、黄色線で示した骨折は、
大腿骨頸部(内側)骨折で、この場合は、
b 人工骨頭置換術
c 人工股関節置換術(THR)
の適応である。
ただし、THRは変形性股関節症がある場合に考慮されるべきであろう。

a 直達けん引
は、明らかに全身状態が悪い場合に限られるであろう。
この治療では明らかにADLは低下してしまう。

e 創外固定術
は、多発外傷や開放性骨折出は考慮されるが、
本例は単発外傷で全身状態に異常はないので、
骨接合が選択されるだろう。

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2018/10/13 21:52 整形外科 TB(-) CM(0)
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