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様々な医療福祉関係の資格試験に挑むブログ
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かず

Author:かず
某総合病院で日々、臨床で忙しい医師カズです。
各種医療職の資格試験問題に挑戦しつつ、資格を目指す方々を励ますブログです。
内容は、国内の医師、歯科、薬剤師、看護師国試など、さらには米国医師資格試験(USMLE)、米国歯科医師資格試験(NBDE)あたりの問題にも挑戦する予定です。
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問題

60歳代女性。既往に高血圧症と脂質異常症がある。
3年前からC型慢性肝炎による肝硬変となり、消化器内科でフォローされ、
腹水のため利尿薬を内服していた。
2週間前から左3趾に発赤と痛みが生じ来院した(図1)。
本症例の病変の発症に、最も深く関与したと考えられるものはどれか。


gout.jpg
https://blogs.yahoo.co.jp/dora4129/34723441.html から引用


A 高血圧症
B 脂質異常症
C C型慢性肝炎
D 肝硬変
E 利尿薬


解答:MOREへ

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解答


正解 E「利尿薬」


【解説】

DA4C20FF1.jpg

画像2 塗抹標本
https://musculoskeletalkey.com/gout-and-crystal-induced-arthropathies/ から引用



穿刺した内容の塗抹標本で、針状の無構造物質を多数認め(画像2)、痛風結節と診断した。

採血の結果、AST 59IU/L、ALT 44IU/Lと肝障害は軽度であったが、
クレアチニンが1.62mg/dL、尿酸は15.5mg/dLと高値であった。

一般的に痛風は女性にはまれで、男性と比較して高齢であること、腎障害や利尿薬が関与することが特徴である。

この症例は腹水のためループ利尿薬であるフロセミドを内服中であり、
その副作用として高尿酸血症を生じたと考えられた。
フロセミドを使用中の患者では血清尿酸値を定期的にチェックする必要がある。

足趾の皮膚病変の原因として、
閉塞性動脈硬化症による趾端潰瘍・壊疽、
脂質異常症によるコレステロール結晶塞栓症、
C型慢性肝炎の肝外病変としてのクリオグロブリン血症
などがあり、鑑別が必要となる。


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