スポンサーリンク 蕁麻疹の病理組織像 - 医療関係資格試験マニア
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Wikipedia から引用


医師国試過去問

蕁麻疹の病理組織像で正しいのはどれか。

a 表皮の海綿状態
b 表皮基底層の液状変性
c 真皮上層の浮腫
d 真皮中層の血管炎
e 脂肪織炎


解答:MOREへ

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解答

蕁麻疹の病理組織像で正しいのはどれか。

a 表皮の海綿状態
b 表皮基底層の液状変性
c 真皮上層の浮腫
d 真皮中層の血管炎
e 脂肪織炎

正解:c 真皮上層の浮腫


解説

蕁麻疹は真皮上層の浮腫により、一過性に隆起する淡紅色調の皮疹である。

a 表皮の海綿状態  ×
表皮が海綿状の変化をきたすのは湿疹である。
蕁麻疹では表皮の変化はない。


b 表皮基底層の液状変性 ×
表皮基底層の液状変性は扁平苔癬や皮膚エリテマトーデスでみられる。
蕁麻疹では表皮の変化はない。


c 真皮上層の浮腫 ○
ヒスタミンやロイコトリエンなどの働きにより血管透過性が亢進し、浮腫に至る。
即時型アレルギーに分類され皮疹の表現型は膨疹となる。
瘙痒感を伴い、原則として24時間以内に消退する。


d 真皮中層の血管炎 ×
蕁麻疹では血管炎の所見はみられない。


e 脂肪織炎 ×
蕁麻疹は真皮の浮腫が主体であり、脂肪織の変化はみられない。



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2018/11/21 06:00 皮膚科 TB(-) CM(0)
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