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![]() https://www.fizz-di.jp/archives/1033850363.html 103A24改題 ピリン系薬物はどれか。3つ選べ。 a アスピリン b アンチピリン c アンピシリン d スルピリン e アミノピリン 解答:MOREへ スポンサーリンク 解答 ピリン系薬物はどれか。3つ選べ。 a アスピリン b アンチピリン c アンピシリン d スルピリン e アミノピリン 正解 bde a アスピリン × 間違えやすいが、ピリン系でない。 b アンチピリン ○ c アンピシリン × PC系抗生剤 d スルピリン ○ e アミノピリン ○ *********************** この問題は103A24の改題です。 オリジナルは、 103A24 ピラゾロン系薬過敏症の原因となるのはどれか。1つ選べ。 a アスピリン b プレドニゾロン c インドメタシン d リゾチーム塩酸塩 e イソピルアンチピリン 正解 e ************************* 追加説明 http://www.shiga-med.ac.jp/~koyama/analgesia/analg-nsaids.html#pyrine http://www.shiga-med.ac.jp/~koyama/analgesia/analg-nsaids.html から 詳細は上記を参考に ピリン系薬剤 ◦ピラゾロン骨格を基本骨格とする解熱鎮痛薬 ◦厳密にいえばNSAIDsではないが、NSAIDsに分類されることもある。 ◦アスピリンは、ピリン系薬剤ではない。 ◦ピリンアレルギー:ピリン系薬剤の投与により薬疹を生じる。 1)ピラゾロン誘導体 アンチピリン/アミノピリン/スルピリン/イソプロピルアンチピリン ◾解熱作用が強いが、その反面、副作用として顆粒球減少症、薬物アレルギー反応、ショックなどが起る可能性がある。 ◾1950年代には、アミノピリンとスルピリンなどのピリン系製剤が含まれるアンプル入りの総合感冒薬が発売されていた。 アレルギーによるショックのための死者が続出し(アンプル入りかぜ薬事件)、 厚生省は1962年に製薬企業に発売停止や回収などを指示した。 2) ピラゾリジン誘導体 ◾フェニルブタゾン/オキシフェニルブタゾン(フェニルブタゾンの代謝物)/ケトフェニルブタゾン/フェプラゾン/スルフィンピラゾン ◾解熱鎮痛作用は比較的弱いが、抗炎症作用、抗リウマチ作用および尿酸排泄作用を有し、リウマチや痛風に用いられる。 **************************** 少し砕けた説明は;https://www.fizz-di.jp/archives/1033850363.html からの抜粋 「ピリン系」の薬とは、解熱鎮痛薬(NSAIDs)のうち、「ピラゾロン基本骨格」を有する薬のことです。 ※ピラゾロン基本骨格を有する解熱鎮痛薬(NSAIDs)の例 ※ピラゾロン環の構造 『バイアスピリン』や『ロキソニン』は、この「ピラゾロン基本骨格」を持っていないため、「ピリン系」の薬ではありません。 薬剤師としてのアドバイス:アレルギー体質であることに注意は必要「ピリンアレルギー」の人でも『バイアスピリン』や『ロキソニン』は使うことができます。 しかし、「ピリンアレルギー」の人は、他の物質に対してもアレルギーを起こしやすい傾向があります。 +αの情報①:アスピリン喘息との混同に注意「ピリンアレルギー」と混同しやすい副作用に、「アスピリン喘息」があります。これらは全く別の副作用です。 「アスピリン喘息」・・・解熱鎮痛薬(NSAIDs)全般で起こる、アレルギー反応 +αの情報②:解熱鎮痛薬とNSAIDsは別の薬かNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬:Non-Steroidal Anti-Inflammatory Drugs)は、広義にはステロイド以外の抗炎症薬全般を指します。 「アセトアミノフェン」には抗炎症作用がほとんど無く、厳密にはNSAIDsに分類されません。 |
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