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first pass effect 知りませんでした。
93回歯科A34でも扱われたようです。
必修問題の分野かもしれません。

歯科薬理で、この手の薬物代謝の問題は、
bioavailabilityも含めて好まれるところです。

bioavailability:
https://answers.ten-navi.com/dictionary/cat04/3652/ 参照




pharmacology-51-728.jpg 
https://www.slideshare.net/amitgajjar85/pharmacology-14026948 から


問題

first pass effectを受ける薬物の吸収部位はどれか。すべて選べ。

a 口腔粘膜
b 胃
c 空腸
d 直腸上部
e 直腸下部



解答:MOREへ



薬物代謝関係の記事は、このブログでも結構扱ってきたようです。
難しいものもありますが、復習材料として使ってみてください。
かなりの範囲は網羅しています。


 



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解答


first pass effectを受ける薬物の吸収部位はどれか。すべて選べ。

a 口腔粘膜
b 胃
c 空腸
d 直腸上部
e 直腸下部

正解 bcd



初回通過効果(First pass effect)とは、

摂取された薬剤が、投与された部位から
全身へ送られる際に肝臓などで代謝される過程のことを指す。

薬剤によっては腸管壁を通過する際にその一部が代謝される。
この代謝と初回通過効果を合わせて体循環消失と呼ぶ。


初回通過効果は、
その代謝が薬物を不活性体に変換する場合を指すことが一般的であり、
ほとんどの薬物は(この意味での)初回通過効果を受ける。


胃、十二指腸、空腸、回腸、盲腸、上行結腸、
横行結腸、下行結腸、S字結腸、直腸上部で
吸収された薬物は門脈を経て肝臓において
初回通過効果を受ける。

鼻粘膜、肺胞、舌下、口腔粘膜、直腸下部は
初回通過効果を受けない


プロプラノロール、ニトログリセリン、リドカインなどは、
初回通過効果が著しいため、
経口投与は適さない。

Wikipediaを改編


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2018/12/24 14:14 薬理:歯科 TB(-) CM(0)
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