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病理学の基本は必修分野として重要。
以下は、 歯科国試パーフェクトマスター 病理学・口腔病理学 page 1, 13から引用改編 病理学的な基本病変として、以下の6 つのカテゴリー大別される。 ①先天異常 ②退行性病変 ③進行性病変 ④循環障害 ⑤炎症・免疫異常 ⑥腫瘍 進行性病変の特徴 概念 1)定義 病的侵襲(刺激)に対する生体の反応性の増殖性変化のことで, 退行性病変とは対照的な現象である. このカテゴリーに含まれるのは, ①肥大 ②化生 ③再生 ④肉芽組織 などである. 進行性病変の基本は反応性の増殖現象で, 腫瘍と異なる点は自律的増殖をしない点である. 刺激因子が消失すれば進行は停止する. B 原因 細胞への刺激としては, 機械的刺激や過剰な運動,創傷,慢性炎症などがあるが, 刺激の状態や期間,受ける細胞の種類により反応が複雑である. *********************** 例題 1)第56回臨床検査技師国家試験 午前 進行性病変はどれか。2つ選べ。 1.過形成 2.変性⇒退行性病変 3.壊死⇒退行性病変 4.萎縮⇒退行性病変 5.化生 細胞や組織の発達異常を退行性病変、その逆の進行性病変は、増殖性変化を示す。 2)問題 進行性病変はどれか? 1.アミロイド変性 2.女性化乳房 3.乾酪壊死 4.フィブリノイド変性 正解:2の女性化乳房です。 まず、進行性病変と退行性病変について押さえておきましょう。 (1)進行性病変=正常な細胞(組織)を基準に見て、大きくなる。 (例)化生、過形成、肥大、修復、再生など。 (2)退行性病変=正常な細胞(組織)を基準に見て、小さくなる。 (例)萎縮、変性、沈着、壊死、アポトーシスなど。 変性をおこすと萎縮をともなうことが多いので退行性に含まれます (脂肪などが固まりとなるから)。 以上より、 1.アミロイド変性、2.乾酪壊死、4.フィブリノイド変性は退行性病変。 3.女性化乳房が進行性病変になります。 https://blog.goo.ne.jp/takutaku_aoki/e/6fb4aadae2e2925a499c5cc80568fe2b から ********************** 病理学全体の演習としては、 先日 紹介した Dental Youth Share https://dentalyouth.blog/2018/11/13/5188/ にあるので、訪問してみてください。
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