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サルコペニアについては、どの国家試験でも頻出分野でしょう。
頭整理のために、まとめておきます。

Wikipediaからの改編
understanding-sarcopenia-6-728.jpg
https://citywidesuperslow.com/use-lose-muscles-aging/

からの引用


サルコペニアは、
1989年にRosenbergによって
「加齢による筋肉量減少」を意味する用語として提唱された。

サルコペニアは造語で、
ギリシア語でサルコ(sarco)は「肉・筋肉」
ペニア(penia)は「減少・消失」
の意。

当初は骨格筋肉量の減少を定義としていたが、
徐々に筋力低下、機能低下も含まれるようになった。

上述の定義は
European Working Group on Sarcopenia in Older People(EWGSOP)のものであり、
身体機能障害、クオリティ・オブ・ライフ(QOL)低下、
死のリスクを伴う包括的な内容も含まれる。


サルコペニアの分類

EWGSOPでは、
サルコペニアを加齢に伴って生じる原発性(一次性)サルコペニアと、
活動、栄養、疾患に伴って生じる二次性サルコペニアに分類している。

原発性
加齢性サルコペニア - 加齢以外に明らかな原因がないもの。

二次性

1)活動に関連する
寝たきり、不活発なスタイル(生活)、失調や無重力状態が原因となり得るもの。

2)疾患に関連する
重症臓器不全(心臓、肺、肝臓、腎臓、脳)、炎症性疾患、
悪性腫瘍や内分泌疾患に付随するもの。

3)栄養に関係する
吸収不良、消化管疾患、および食欲不振を起こす薬剤使用などに伴う
摂取エネルギーおよび/またはタンパク質の摂取量不足に起因するもの。

代謝
外科処置
などによるものは2次性サルコペニアには含まれない。


また、サルコペニアのステージ分類として、下記のような3段階を定義している。


ステージ 筋肉量 筋力 身体能力
プレサルコペニア
サルコペニア または
重症サルコペニア

サルコペニア関係の記事:

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2018/12/31 00:19 老年医学・認知症 TB(-) CM(0)
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