スポンサーリンク 急性炎症マーカーの発現順序 - 医療関係資格試験マニア
fc2ブログ
様々な医療福祉関係の資格試験に挑むブログ
プロフィール

かず

Author:かず
某総合病院で日々、臨床で忙しい医師カズです。
各種医療職の資格試験問題に挑戦しつつ、資格を目指す方々を励ますブログです。
内容は、国内の医師、歯科、薬剤師、看護師国試など、さらには米国医師資格試験(USMLE)、米国歯科医師資格試験(NBDE)あたりの問題にも挑戦する予定です。
応援よろしくお願いいたします。

ブログ使用時の注意点:
PCビューで見ると、答えが隠れています。
解答を見る場合は、”MORE”ボタンをクリックして下さい。
スマホですと、全てが表示されてしまうので演習目的の場合はPCビューがお勧めです。

広告
カテゴリ
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
学校・教育
29位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
1位
アクセスランキングを見る>>
楽天お勧め
google+1
この手の問題も歯科国試で好まれるパターンでしょう。
確認のために記事up


問題

急性炎症で最も早く上昇する炎症マーカーはどれか。
1つ選べ。

a CRP
b 赤沈
c IL-6
d 白血球数
e CK




関係問題:
感染症マーカー:111歯D42
炎症を評価する指標:111歯D42改題
組織学(口腔顔面系) 特集



解答:MOREへ


スポンサーリンク



解答

急性炎症で最も早く上昇する炎症マーカーはどれか。
1つ選べ。

a CRP
b 赤沈
c IL-6
d 白血球数
e CK


正解 d


急性炎症時のマーカーの発現順位

WBC → IL-6 → CRP → 赤沈

CK:心筋梗塞時の逸脱酵素

***************

以下は、

CRC という臨床検査のサイト
CRPと白血球数が乖離するのはどんな時ですか?
から抜粋

白血球は外傷や細菌感染などの侵襲が加わるとこれを認識し、
すばやく攻撃しようとします。
その結果、発赤・腫脹・疼痛・熱感といった炎症が起こります。

次に、炎症時に異物や壊死物質を貪食した単球やマクロファージから
IL-6やTNFαなどのサイトカインが分泌され、
肝細胞に作用してCRPやフィブリノーゲン、αアンチトリプシンなどの
急性期蛋白の産生を促進します。
 
よって、
白血球数の上昇は数時間以内に起こり、
CRPの増加は6~12時間後から始まり、
赤沈亢進には24~36時間を要します。



kyuusei inf



関連記事
2019/01/02 22:34 症候学・内科全般:歯科 TB(-) CM(0)
コメント















 管理者にだけ表示を許可する

アクセス数
検索フォーム
知りたい疾患や用語に関連するブログ記事を探すのに使ってください
広告配信
人気記事
本ブログ内でよく読まれている記事
カレンダー
08 | 2023/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
月別アーカイブ(タブ)
各年のアーカイブ全体はLISTをクリック下さい。 LISTを閉じる際は、SELECTをクリック下さい。
リンク
医歯学などの勉強に有用なサイトを随時増やしていきます。 リンクサイトでアクセス出来ないものあれば、メールフォームで遠慮なく教えて下さい。
ブログランキングなど
ブロとも申請フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: