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心電図の読み取り 歯科治療中に記録された心電図の一部別冊No. 14を別に示す。 心拍数と波形との組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。 心拍数 波形 a 正常 上室性期外収縮 b 正常 心室性期外収縮 c 頻脈 上室性期外収縮 d 徐脈 上室性期外収縮 e 徐脈 心室性期外収縮 ![]()
解答:MOREへ スポンサーリンク 今回取り上げる問題は第106回(2013年実施)A-123です。 最近の歯科医師国家試験の傾向に沿った問題です。 流行中の現場思考型問題でした。 正答率は60~65%くらいだったようなので、差がつく問題だったといえます。 106歯A-123 歯科治療中に記録された心電図の一部別冊No. 14を別に示す。 心拍数と波形との組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。 心拍数 波形 a 正常 上室性期外収縮 b 正常 心室性期外収縮 c 頻脈 上室性期外収縮 d 徐脈 上室性期外収縮 e 徐脈 心室性期外収縮 ![]() 解答のポイントは、 ①R-R間隔の確認。長さをきちんと読み取る。25mm/sec(今回は書いてある)を使って比例計算をすること! ②徐脈か頻脈の基準を知っておき、本番でしっかり判断すること(本問はギリギリ正常か?)。 ③QRSがワイドになっている部分があることを読み取り、どのような状況か判断すること。 本番での読み取り&計算が必要とされており、やや難しい問題です。 【補足】 選択肢の切り方について ①最初に心電図の波形に着目した場合、「期外収縮」&「心室性」を読みとることができます。 そうすると選択肢をb,eに絞り込むことができるでしょう。 ②R-R間隔に最初に着目した場合には、選択肢a、b、cのいずれかに絞り込むことになるでしょう。 下に説明したようにマス目が約3個分として、脈拍100程度でぎりぎり頻脈。 RR間隔とマス目と心拍数の関係 大きなマス目 心拍数 (回/分) 1個分 300 2個分 150 3個分 100 4個分 75 5個分 60 6個分 50 選択肢の絞り方(手順・順番)に気を遣いながら(選択肢の切り方を考えるということです)、 過去問を解くことはとても重要です。 ①、②の共通項をとって、正解はbということですか? そういう意味でこの問題は難しい。 正解:b 同じ知識量であっても選択肢の絞り方で点数に大きく差がつくことがあるからです。 成績が良い方はこういうところを無意識に実行していることが多いです。 (現役生で知識量が少なくても合格する方は選択肢の絞り方が上手なことが多い) 現場思考型問題は、今後も出題が予想されます。 この問題を素材として心電図を理解しておきましょう。 |
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