スポンサーリンク 肺腺癌の治療方針決定に行うべき検査:113医A29 - 医療関係資格試験マニア
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各種医療職の資格試験問題に挑戦しつつ、資格を目指す方々を励ますブログです。
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消去法でいけるか。


113A29

73歳の男性。
健診で胸部エックス線写真の異常陰影を指摘されて受診した。
65歳から高血圧症で内服治療中。
喫煙歴は20本/日を50年間。
気管支内視鏡下擦過細胞診で腺癌と診断された。
FDG-PETでは腫瘤に一致して集積を認める。
他の部位には異常集積を認めない。
胸部エックス線写真(正面)(A)及び胸部CT(B)を別に示す。

thumb_113A-29A.jpg
A


thumb_113A-29B.jpg
B


治療方針を決定するために行うべき検査はどれか。

a 呼吸機能検査
b 腫瘍マーカー
c 嚥下機能検査
d 喀痰培養検査
e 腹部超音波検査



解答:MOREへ

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解答

正解 a

正答率:86%

b 腫瘍マーカー
これで、肺がんのマーカーが陽性だからといって、
治療方針が決めれるわけではない。

c 嚥下機能検査
食道がんでもないし、あまり関係ないだろう。

d 喀痰培養検査
肺炎合併なら、手術時期を遅らすなどの処置が必要かもしれないが、
切除範囲などが変わるわけではないだろう。

e 腹部超音波検査
PETで腹部に集積はないらしいので、あえてecho検査する必要もなかろう。

従って、a 呼吸機能検査 しか残らないか?



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2019/03/17 00:06 呼吸器 TB(-) CM(0)
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