> 腹部CTの読影、治療方針 - 医療関係資格試験マニア
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各種医療職の資格試験問題に挑戦しつつ、資格を目指す方々を励ますブログです。
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腹部CTでdaiagnosis,
それから治療決定。





111D6
腹部造影CTを別に示す。
対応として適切なのはどれか。


thumb_111D-06.jpg


a 外科手術
b 動脈塞栓術
c イレウス管留置
d 穿刺ドレナージ
e 内視鏡的整復術




解答:MOREへ


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解答:

正解 a

正答率:81%


111D006_ima_010.jpg 



画像:
腹部正中の腹壁に円形の腫瘤がみられる。
腫瘤内の色調が腫瘤の両脇の皮下脂肪より薄く、
腸管内容の色調に近い。
腫瘤内にガス像はみられない。

腫瘤中央の横に走る白い線は、腸管壁か襞(ヒダ)ではないかと考える。
腫瘤の下の「八」の字に見える白い線は、血管か腸管壁かは明らかでない。

腸管にはKerckring襞がみられるため、小腸であろう。
腹水はみられない。

患者背景や腹部所見などの記載はなく、腹部造影CT画像のみで診断ができるかについて問われている。
腹部正中の腹壁に円形の腫瘤がみられ、腹腔内と連続しているため、ヘルニアを考える。
腫瘤内の色調は腫瘤の両脇の皮下脂肪より薄く、腸管内容の色調に近いことから、
内容は消化液であると考える。

手術の既往がなければ臍ヘルニアを疑うが、臍ヘルニアにしては高度肥満ではないため、
腹腔鏡手術で臍部から挿入したカメラポートが
原因の腹壁瘢痕ヘルニア(ポートサイトヘルニア)の可能性もある。

画像のみなので明らかではなく、嵌頓しているかについても不明であるが、
いずれにせよヘルニアの治療の原則は手術(ヘルニア修復術)である。



選択肢解説


○a 外科手術
手術によるヘルニア修復術を行う。


×b 動脈塞栓術
腹腔内出血はみられないため、動脈塞栓術は行われない。


×c イレウス管留置
腸管の拡張がみられるためイレウスが疑われるが、
イレウス管を留置するだけでは根治術にはならない。


×d 穿刺ドレナージ
腫瘤内は膿瘍ではなく腸管であり、穿刺ドレナージは禁忌である。


×e 内視鏡的整復術

腸管は小腸であるが、捻転ではないため、整復術は行われない。



MedPeer Quiz参考に作成。


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