スポンサーリンク 紛らわしい用語;骨格筋の器質的な短縮:113医F10 - 医療関係資格試験マニア
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なんとも紛らわしい用語理解の問題。
今後もでそうな予感。


113F10
骨格筋の器質的な短縮によって生じるのはどれか。

a 強剛
b 強直
c 痙縮
d 拘縮
e 振戦



解答:MOREへ


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解答

正解 d

正答率:77%


a 強剛 rigidity
筋固縮ともいう
中枢神経障害時に起こる持続的な筋緊張が亢進した状態

b 強直 ankylosis
関節部の骨および軟骨の変形や癒着が原因でおこる関節可動域制限
骨そのもが癒着 bony fusionに近い状態

cb39c2396519242fc5c75938fbe6c5_jumbo.jpg
左膝がankylosis status
radiopaedia.org/cases/ankylosis-of-the-knee-joint から


c 痙縮 spasticity
筋伸展反射が過敏になって,このため筋緊張も病的に亢進する状態をいう。
脳の錐体路の障害によって出現する症状の一つ。

d 拘縮 contracture
関節部を包む関節包および関節包以外の関節を構成する軟部組織
(血管や筋組織、神経組織など)が変化し、可動域制限を起こした状態。

e 振戦 tremor
不随意運動の一つ。
意思とは無関係に生じる律動的な細かい振動運動(ふるえ)のこと。


英語の方が紛らわしくないですね。

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