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かず

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某総合病院で日々、臨床で忙しい医師カズです。
各種医療職の資格試験問題に挑戦しつつ、資格を目指す方々を励ますブログです。
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歯科領域でも頻出のもの。
といえば、ヒントになってしまうか。


113A41

57歳の女性。下肢の皮疹を主訴に来院した。
6か月前から激しい掻痒を伴う皮疹が多発し、
自宅近くの診療所で副腎皮質ステロイド外用薬を処方されているが、
寛解と増悪を繰り返すため受診した。
下肢の広範囲に米粒大から爪甲大の丘疹、結節が多発し、
表面は紫紅色調で光沢を帯び、白色線条を伴う。
既往歴に特記すべきことはない。内服している薬はない。
皮膚生検を施行したところ、表皮基底細胞の液状変性と
表皮直下の帯状細胞浸潤を認めた。
下肢の写真(A)及び生検組織のH-E染色標本(B)を別に示す。

thumb_113A-41A.jpg
A


113A-41B.jpg
B

さらに確認すべき部位はどれか。

a 頭皮
b 口腔粘膜
c 腋窩
d 背部
e 臍部


解答:MOREへ



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解答

正解 a

正答率:79%

皮膚生検にて、
表皮基底細胞の液状変性と表皮直下の帯状細胞浸潤

ということで、扁平苔癬でしょう。

よって、b 口腔粘膜 。

扁平苔癬といえば、Civatte小体。

いろいろな小体:111歯D25(改訂版)

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2019/06/01 15:20 皮膚科 TB(-) CM(0)
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