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インレーブリッジの脱離症例
歯科医師国家試験 臨床問題を熱く語るブログ: 【補綴】インレーブリッジの脱離(第99回C-30) (2015年06月30日 配信) から引用改編。 99C-30 ![]() 58A ![]() 58B ![]() 解説:MOREへ スポンサーリンク ![]() ![]() 58A ![]() 58B 右下5番がインレー支台になっていることが読み取れます。 歯をできるだけ削らないというコンセプト-いわゆるminimal intervention-からすると、 インレー支台にしたくなる気持ちがとても理解できます。 しかし、 接着性レジンセメントの性能が非常によくなったとはいえ、 脱離しない補綴物を製作するためには、一定の切削量は必要です。 ブログ管理人は、師匠から 「インレー支台にするなら、MODにしなければダメだ」 と教わりました。 結局! 本問のポイントは、右下5番の支台歯がMODではなく、 ODインレーになっている点です。 口腔内写真とエックス線写真から読み取れましたか?? 「MODなら、脱離しなかったかも」・・・ということです。 つまり、支持力不足 ということで、正解: A 過去問の勉強はこのようなところまで考えないとダメです! 「過去問を解析する」ということが大事です。 問題を解析して背景まで理解するという姿勢で勉強することが必要です。 暗記型勉強ではなく、 現場思考型臨床実地問題に対応できる実力がつく正攻法の勉強 をしましょう。 *********************** クラウン、インレイ、アンレイ http://kimotodental.blog92.fc2.com/blog-entry-216.html 歯を削ったところに「詰め物をする」 「被せ物をする」といいますが 被せ物はクラウンと言います 詰め物は一般的に直接詰めることを充填処置と言います 型をとって模型の上で作る詰め物をインレーと言います
材質は金属、セラミック、レジン、ハイブリッドレジン等いろいろですが 金属が分かりやすいので金属で説明します
クラウンは自分の歯全体を覆っている冠です
インレーは歯の中にはめ込む構造です 咬み合う面だけに詰めたものを I級インレーと言います 上の写真は I級インレーです
隣りの歯と接触する部分も削って詰める処置をしたものを II級インレーと言います II級インレーは MOインレー、ODインレー、MODインレーがあります
手前の歯の方を向いている面(Mesial surface) 咬み合わせの面(Occlusal surface) 後ろの方を向いている面(Distal sruface)
この3つの面の組み合わせで名前を付けています 上の写真はMOインレーです
クラウンとインレーの中間のタイプにアンレーがあります 部分的に被せるタイプです 真ん中の歯がアンレーです クラウンのようですが部分的に歯が見えています
左写真:左の2つの歯がアンレーです 右写真:裏から移したところです 外側は歯が見えていますが裏側はほとんど金属です
失った歯の形に応じて インレーやアンレー、クラウンなどを詰めたりかぶせたりします ここに載せた写真の金属はゴールドやプラチナを多く含んだ材料です しっかりしていてかなり良い材料と言えます 見方によっては芸術的な作品とも思えるのですが… しかし、 白い材料のほうが好まれますし、 最近はあまり使われなくなってきています |
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