プロフィール
Author:かず 広告
最新記事
カテゴリ
アクセスランキング
楽天お勧め
最新コメント
google+1
|
感染根管治療後のクラウン処置について
歯科医師国家試験 臨床問題を熱く語るブログ: 【修復・補綴】除去しますか?-第100回C-1 (2015年06月21日 配信) から引用改編。 100C-1 ![]() ![]() 解答:MOREへ スポンサーリンク ![]() ![]() 今回取り上げる問題は第100回(2007年実施) C-1です。 この問題も各科の縦割り的な出題にはなっていません。 2枚の画像が与えられています。 与えられた2枚の画像から読み取れることを考えます。 画像から読み取れる事項は、 ①左下6番近心根の根管充填が不良である。 ②左下7番近心面に齲蝕がありそう。 そして、問題文には「食片圧入」について記載されています。 以上の事項を考慮すると、 治療計画としては、 ①左下6番の補綴物(クラウン)を除去して、感染根管治療を実施する。 ②左下7番のレジン充填を除去して齲蝕を確認する。 (状況によって齲蝕治療を実施する) ③食片圧入が生じないように辺縁隆線を付与した補綴物(修復物)を装着する。 という計画になるんでしょう。 したがって、 「e 全部鋳造冠の除去」 を選択するべきだ、ということになります。 ・・・と、ここまでの話は厚生労働省発表の公式解答は「e」に沿って考えました。 まあ。。。。でもねー この公式見解はどうなんだろ(´・ω・`)??? 確かに左下6番の根充状態は不良ですが、根尖病巣の有無がわかりません。 (デンタルX線写真に根尖が写っていない) そういうわけで、管理人としては左下7のCR除去を実施して、 メタルインレーにすることを優先したいですね。 食片圧入があるという設定になっているので、 辺縁隆線をしっかり付与するためにもメタルインレーの方がよいです。 最近の国試では補綴方針(修復方針)が聞かれます。 第109回歯科医師国家試験でも補綴方針が聞かれるでしょう。 過去問を表面的に解くのではなく、 補綴方針(修復方針)まで考える勉強をしましょう! |
アクセス数
検索フォーム
知りたい疾患や用語に関連するブログ記事を探すのに使ってください
人気記事
本ブログ内でよく読まれている記事
カレンダー
月別アーカイブ(タブ)
各年のアーカイブ全体はLISTをクリック下さい。
LISTを閉じる際は、SELECTをクリック下さい。
リンク
医歯学などの勉強に有用なサイトを随時増やしていきます。
リンクサイトでアクセス出来ないものあれば、メールフォームで遠慮なく教えて下さい。
ブログランキングなど
ブロとも申請フォーム
メールフォーム
|