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多発性内分泌腫瘍 (MEN)については、1年に1問ぐらいは出されるでしょうか?
小生は1型と2型で混同してしまいます。 この問題、正答率は高くなかったようです。 出典:medu4:112D12 112D12 多発性内分泌腫瘍症〈MEN〉I型について正しいのはどれか。2つ選べ。 a 副甲状腺病変は過形成を示す。 b 膵消化管病変は単発性である。 c 常染色体劣性遺伝性疾患である。 d 膵内分泌腫瘍はガストリノーマが最も多い。 e 下垂体腺腫は成長ホルモン産生腺腫が最も多い。 解答:MOREへ スポンサーリンク 解答 正解 ad 正答率:55% 多発性内分泌腫瘍症(MEN)は遺伝的に異なる3つの家族性疾患からなり, いくつかの内分泌腺における腺腫様過形成および悪性腫瘍を伴う。 MEN 1: 主に副甲状腺の過形成またはときに腺腫(その結果副甲状腺機能亢進症が生じる)ならびに 膵島細胞および/または下垂体の腫瘍を認める。 MEN 2A: 主に甲状腺髄様癌,褐色細胞腫,副甲状腺の過形成またはときに腺腫 (その結果副甲状腺機能亢進症が生じる)のほか,ときに皮膚アミロイド苔癬を認める。 MEN 2B: 主に甲状腺髄様癌,褐色細胞腫,複数の粘膜および腸管の神経腫, ならびにマルファン症候群様体型を認める。 (MEN)の概要 本ページのリソース一覧 多発性内分泌腫瘍症(MEN)の概要 参照 なかなか覚えにくいMENです。 下に図式化したものの一つを示します。 ![]() www.medical-institution.com/ngg_tag/multiple-endocrine-neoplasia/ から いくつかのごろ合わせ記憶法があるようです。 そのうちの一つです。 MEN1→3P、 ▶Pituitary(下垂体腺腫)、Parathyroid(副甲状腺腫)、Pancreas(膵内分泌腫瘍) MEN2A→TAP、 ▶Thyroid(甲状腺髄様癌)、Adrenal(褐色細胞腫)、Parathyroid(副甲状腺腫) MEN2B→TAN ▶Thyroid(甲状腺髄様癌)、Adrenal(褐色細胞腫)、Nenmaku(粘膜下神経腫) 以下のサイトを参照。 多発性内分泌腫瘍症(MEN)の覚え方 (Medic Mediaへの登録が必要) 多発性内分泌腫瘍症MENの覚え方 選択肢について a 副甲状腺病変は過形成を示す。 正しい。 「内分泌腫瘍」というその名の通り、過形成。 b 膵消化管病変は単発性である。 膵消化管病変は多発することが多い。 c 常染色体劣性遺伝性疾患である。 MEN type 1、type 2ともに常染色体優性遺伝〈AD〉の形式をとる。 type 1:MEN遺伝子 type2:RET癌原遺伝子 d 膵内分泌腫瘍はガストリノーマが最も多い。 正しい。 膵内分泌腫瘍はガストリノーマが最多。 2位がインスリノーマ。 e 下垂体腺腫は成長ホルモン産生腺腫が最も多い。 下垂体腺腫はプロラクチノーマが最多。 次点が成長ホルモン分泌腫瘍。 medu4にて、関連問題を集めました。 medu4:多発性内分泌腫瘍の関連問題 |
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