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各種医療職の資格試験問題に挑戦しつつ、資格を目指す方々を励ますブログです。
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久々の更新。

今回は頻出の内容です。

出典:medu4:113D73


113D73

44歳の男性。過活動を心配した妻に連れられて受診した。
3か月前から疲れがとれないと訴え、朝は起床が困難で、会社に遅刻するようになった。
2週間前から、特にきっかけなく急に元気になった。
「体調が最高なので、眠らなくても全く疲労を感じない」と言い、
夜中に欧州支社の担当者と国際電話で話し続け、
ほとんど眠らずに出勤するようになったため、妻に連れられ受診した。
早口・多弁で、よく話すが話題が転々と変わりやすい。
妻が家における患者の状態について話すと、些細なことで不機嫌になった。
意識は清明であり、身体所見に異常を認めない。
治療薬として適切なのはどれか。2つ選べ。

a バルプロ酸
b ジアゼパム
c 炭酸リチウム
d イミプラミン
e パロキセチン


解答:MOREへ


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解答

正解 a,c

正答率:89%


病歴から考えて、どうみても双極性障害(躁うつ病)の診断。
現時点では、躁状態。

ということで、治療薬は

a バルプロ酸



c 炭酸リチウム

ということになる。


b ジアゼパム
抗不安薬や抗けいれん薬として用いられる。

d イミプラミン
三環系抗うつ薬。現時点では躁状態なので不適切。

e パロキセチン
選択的セロトニン再取り込み阻害薬〈SSRI〉。
抗うつ薬の1つだが、現時点では躁状態なので不適切。

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2019/11/23 21:42 精神・心療内科 TB(-) CM(0)
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