プロフィール
Author:かず 広告
最新記事
カテゴリ
アクセスランキング
楽天お勧め
最新コメント
google+1
|
最近は常識になったIgG4関連疾患の問題。
しかし、我々の世代で内科以外の科の先生は、 疾患名すら知らない医師がたくさんいるようです。 ![]() www.slideshare.net/AllergyChula/igg4related-disease-86093081 から 114A13 IgG4関連疾患の腎病変について正しいのはどれか。2つ選べ。 a 思春期に好発する。 b 間質性腎炎を認める。 c 初発症状は発熱が多い。 d 半月体形成性腎炎を認める。 e 治療は副腎皮質ステロイドが第一選択である。 解答:MOREへ スポンサーリンク 解答 正解 b,e 正答率:85% IgG4関連疾患の腎病変の代表はサルコイドーシスと同様,間質性腎炎である. 全身症状に乏しく,腎外病変の精査中, あるいは偶然に腎機能低下で発見されやすい点も類似する. IgG4関連腎臓病は中高年男性に好発し, 血清IgG,IgG4, IgE高値,低補体血症を高頻度に認める. 抗核抗体やリウマトイド因子もしばしば陽性となるが, 疾患特異抗体は陰性でCRPは低値である. 腎画像異常を認めやすく,造影CTでの多発性腎実質造影不良域が代表的病変だが, 単発性腫瘤を示すこともある. 診断: 組織所見が重要で,IgG4関連間質性腎炎はリンパ球と IgG4陽性形質細胞の密な浸潤と花筵様線維化で特徴づけられ, 腎サルコイドーシスのような肉芽腫性病変はみられない. 多くの症例で中等量ステロイド内服により腎機能はすみやかに回復するが, 治療前に腎機能低下が進行している症例では回復は部分的なため, 早期発見,早期治療が望ましい. 佐伯 敬子:IgG4関連疾患の腎病変 日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患学会雑誌/ 35 巻 (2015) 1 号 抄録から 半月体形成性腎炎: 急速進行性糸球体腎炎 で見られる急激に腎機能低下を示す疾患に認められる病変。 ANCA関連血管炎などでよく認められる。
|
アクセス数
検索フォーム
知りたい疾患や用語に関連するブログ記事を探すのに使ってください
人気記事
本ブログ内でよく読まれている記事
カレンダー
月別アーカイブ(タブ)
各年のアーカイブ全体はLISTをクリック下さい。
LISTを閉じる際は、SELECTをクリック下さい。
リンク
医歯学などの勉強に有用なサイトを随時増やしていきます。
リンクサイトでアクセス出来ないものあれば、メールフォームで遠慮なく教えて下さい。
ブログランキングなど
ブロとも申請フォーム
メールフォーム
|