認知症検査における図形模写：114歯B6

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今年の歯科医師国家試験問題。
よく出る認知症関係の検査についての問題。
歯科では、この手の問題が好みのようです。

114歯B6
認知症を疑う患者にある検査を行った。
検査の一項目として提示した図形を描き写させた。
呈示した図形を示す。

この検査はどれか。１つ選べ。

a CDR
b FAST
c FIM
d HDS-R
e MMSE

解答：MOREへ

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解答

正解　e

a CDR　×

臨床的認知症尺度（CDR）：
記憶、見当識、判断力・問題解決、社会適応、
家庭状況・興味・関心、介護状況の6項目について、
評価表に基づいて
「健康（CDR0）」、「認知症疑い（CDR0.5）」、
「軽度認知症（CDR1）」、「中等度認知症（CDR2）」、
「重度認知症（CDR3）」の5段階に分類するもの。

図形模写項目はない。

b FAST　×

以下のような認知症の重症度stage分類

c FIM　×

ADLの評価法で、リハビリの効果判定などに用いられる。
認知症scaleではない。

d HDS-R　×

長谷川式認知症スケールにおいては、
図形模写はない。

e MMSE　〇

MMSEを下に示す。
評価項目11に五角形の模写がある。

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