スポンサーリンク 安静で改善しない背部痛の原因疾患:113医F37改 - 医療関係資格試験マニア
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各種医療職の資格試験問題に挑戦しつつ、資格を目指す方々を励ますブログです。
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今日も比較的簡単な整形問題から。
113回医師国試問題の改題です。

chronic back pain 1
イメージ画像:Do You Have CONSTANT Back Pain? から


113F37改題
安静による改善が乏しい背部痛をきたすのはどれか.3つ選べ.

a 変形性腰椎症
b 大動脈解離
c 転移性脊椎腫瘍
d 腰部脊柱管狭窄症
e 胆嚢炎


解答:MOREへ


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解答

正解 bce


解法の要点
運動器疾患で筋肉や靱帯の緊張・末梢神経の刺激など,機械的ストレスが原因の疾患は,安静により症状改善が期待できる.


選択肢解説

×a 変形性腰椎症
腰椎の椎間板や椎間関節の変性により痛みが生じる.前記解剖部位に急性ないし慢性ストレスが生じることで,疼痛が生じるので,安静で疼痛は緩解するであろう.

○b 大動脈解離
大動脈解離は激烈な疼痛で,安静による改善は見込めない.

○c 転移性脊椎腫瘍
転移性脊椎腫瘍は腫瘍が骨内を占拠することで,骨髄内圧の上昇や病的骨折が生じ,安静時痛の原因となる.

×d 腰部脊柱管狭窄症
腰部脊柱管狭窄症は腰背部の過緊張により生じており,安静により改善が期待される.

〇e 胆嚢炎
安静によって疼痛が緩和しきれないだろう.疼痛緩和には抗菌剤投与が必要.



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