スポンサーリンク 脳脊髄液検査結果と血液の検査結果を比較すべきもの:116医B21 - 医療関係資格試験マニア
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比較的簡単な問題

116B21
脳脊髄液検査結果を評価する際、脳脊髄液の検査結果と血液の検査結果を比較すべきものはどれか。

a アルブミン
b グルコース
c 好中球数
d 蛋白
e 白血球数


解答:MOREへ


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解答

正解 b 


正答率:96%

あまり、考えこまなく正解でした。

116B21の解説

脳脊髄液中の糖値は血糖値の約2/3の値をとる。
血糖値に1~2時間遅れて増減する。
細菌性、結核性髄膜炎で低下するが、ウイルス性髄膜炎では低下しない。


髄液中の糖分はほとんどがグルコース(ブドウ糖)で、血糖値の約2/3、健常者では50~75 mg/dLの値をとる。血糖より1~2時間遅れて平行的に増減することから、早朝空腹時に採取するか、同時に血糖値の測定も行うことが望ましい。

髄液中の糖分は採取直後より急速に減少する。
特に細菌、細胞が多い場合には、その解糖作用により速やかに消費分解される。
よって迅速な測定が望まれる。

細菌性髄膜炎においては、髄液中の白血球が増加する一方、細菌および細胞が糖を消費するため、髄液中の糖が減少する。
特に結核性脳脊髄膜炎および化膿性脳脊髄膜炎では減少が著明であるが、ウイルス性髄膜炎である日本脳炎・灰白質髄炎などでは減少をみない。

以上の説明文;
LSIメディエンス:糖定量(髄液検査)
から

その他の選択肢はグルコースのような血中の値との相関はないため、比較する必要はない。






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