スポンサーリンク 中心静脈カテーテルの入れ替え時期:107医C15 - 医療関係資格試験マニア
fc2ブログ
様々な医療福祉関係の資格試験に挑むブログ
プロフィール

かず

Author:かず
某総合病院で日々、臨床で忙しい医師カズです。
各種医療職の資格試験問題に挑戦しつつ、資格を目指す方々を励ますブログです。
内容は、国内の医師、歯科、薬剤師、看護師国試など、さらには米国医師資格試験(USMLE)、米国歯科医師資格試験(NBDE)あたりの問題にも挑戦する予定です。
応援よろしくお願いいたします。

ブログ使用時の注意点:
PCビューで見ると、答えが隠れています。
解答を見る場合は、”MORE”ボタンをクリックして下さい。
スマホですと、全てが表示されてしまうので演習目的の場合はPCビューがお勧めです。

広告
カテゴリ
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
学校・教育
29位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
1位
アクセスランキングを見る>>
楽天お勧め
google+1
少し古い問題ですが、在宅医療などで問われる分野でしょう。

107C15
適切に管理され感染徴候のない中心静脈カテーテルの入れ替え時期について正しいのはどれか。

a 48時間ごと
b 96時間ごと
c 1週間ごと
d 2週間ごと
e 定期的な入れ替えは不要


解答:MOREへ


スポンサーサイト




スポンサーリンク



解答

正解 e

正答率:74%


【選択肢考察】
A 48時間ごと(×)
:カテーテルの刺入部は24時間ごとに観察して、挿入部の感染徴候の有無をチェックする必要がある。

B 96時間ごと(×):
末梢静脈カテーテルは72~96時間ごとに入れ替える。

C 1週間ごと(×):
近年よく用いられている滅菌した透明ドレッシングを使用した場合には、ドレッシングを1週間ごとに交換する。

D 2週間ごと(×):
2週間の持続中心静脈カテーテル留置でも感染徴候がなければ、入れ替えは不必要である。

E 定期的な入れ替えは不要(○):
感染徴候がなければカテーテルの入れ替えは不要と考える。


【ポイント】
刺入部の感染を伴うか否かにかかわらず、臨床症状からカテーテル感染が疑われた場合には速やかにカテーテルを入れ替える。ただし、輸液セットは週に2回程度の頻度で定期的に交換する必要がある。さらに、脂肪乳剤、血液、血液製剤を使用したラインは感染の可能性が高まるので使用開始後24時間以内に輸液セットを交換したほうがよいとされている。

カテ感染は、慢性管理している高齢者では不明熱の原因として結構多いです。
カテ刺入部の消毒もかなり広い範囲で行うべきでしょう。


m3comクイズの解答から引用編集



関連記事
2023/07/22 16:52 総合診療・救急・症候学 TB(-) CM(0)
コメント















 管理者にだけ表示を許可する

アクセス数
検索フォーム
知りたい疾患や用語に関連するブログ記事を探すのに使ってください
広告配信
人気記事
本ブログ内でよく読まれている記事
カレンダー
08 | 2023/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
月別アーカイブ(タブ)
各年のアーカイブ全体はLISTをクリック下さい。 LISTを閉じる際は、SELECTをクリック下さい。
リンク
医歯学などの勉強に有用なサイトを随時増やしていきます。 リンクサイトでアクセス出来ないものあれば、メールフォームで遠慮なく教えて下さい。
ブログランキングなど
ブロとも申請フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: