スポンサーリンク 排尿障害の診断に有用な検査:116医D15 - 医療関係資格試験マニア
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各種医療職の資格試験問題に挑戦しつつ、資格を目指す方々を励ますブログです。
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今回は泌尿器科からの問題。

Dysuria.jpg
イメージ:Dysuria: Symptoms, Causes & Treatment から


116D15
排尿障害の診断で有用なのはどれか。3つ選べ。

a 残尿測定
b 尿流測定
c レノグラム
d 腹部超音波検査
e 末梢神経伝導検査


解答:MOREへ


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解答


正解 a,b,d

正答率:84%


【選択肢考察】

a 残尿測定 〇
どれくらい残尿があるか?
病棟でもポータブルエコーcheck器で簡便に測定可能である。
残尿が多ければ、しっかりと尿を排出することができていないと分かる。

d30190-7-921186-1.jpg
PR TIMESから

b 尿流測定 〇
尿流(尿勢)が弱ければ、しっかりと尿を排出することができていないと分かる。

c レノグラム ×
レノグラムの結果は血管相、機能相、排泄相の3つに分けられ、
腎前後の機能を確認することができる。
すなわち、上部尿路の評価に適しており、排尿のような下部尿路の評価には向かない。
99mTc-MAG注射にて核医学検査である腎機能評価法に他ならない。

d 腹部超音波検査 〇
他選択肢にある残尿測定もエコーにて行われる上、水腎症の有無なども確認できる。

e 末梢神経伝導検査 ×
排尿障害の原因の1つとして末梢神経障害はありうるも、あくまで多岐にわたる排尿障害の原因をスクリーニングした後に精査の過程で行うべきだ。排尿障害の診断自体には用いない。


解説:Medu4を参考に作成。



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2023/09/03 10:47 腎・泌尿器 TB(-) CM(0)
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