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嚥下特集 4:過去数年のST国試問題から
医療と看護の資格 から引用。 歯科国試の対策問題として使えそう。 ![]() http://speech-language-pathology-audiology.advanceweb.com/Archives/Article-Archives/Swallowing-After-Stroke.aspx 嚥下機能の基礎、解剖 1)ST第11回午前 問2 咀嚼・嚥下に関連しないのはどれか。 1. 第Ⅴ脳神経 2. 第Ⅵ脳神経 3. 第Ⅸ脳神経 4. 第Ⅺ脳神経 5. 第Ⅻ脳神経 2)ST第13回午前 問85 嚥下運動に関与しないのはどれか。 1. 鼓索神経 2. 三叉神経 3. 舌咽神経 4. 迷走神経 5. 舌下神経 3)ST第11回午前 問87 筋と支配神経との組み合わせで誤っているのはどれか。 1. オトガイ舌骨筋 ーー 舌下神経 2. 顎舌骨筋 ーー 三叉神経 3. 茎突舌骨筋 ーー 舌咽神経 4. 口輪筋 ーー 顔面神経 5. 咬筋 ーー 三叉神経 4)ST第8回午前 問3 嚥下反射に関わる遠心性神経はどれか。 1. 第III脳神経 2. 第IV脳神経 3. 第VI脳神経 4. 第Ⅹ脳神経 5. 第XI脳神経 5)ST第8回午前 問37 嚥下反射を起こす求心性信号を伝達するのはどれか。 1. 下顎神経 2. 舌神経 3. 下喉頭神経 4. 舌咽神経 5. 舌下神経 6)ST第10回午前 問61 鼻咽腔閉鎖に寄与しないのはどれか。 a.舌根 b.軟口蓋 c.咽頭側壁 d. パッサーパン隆起 e.口蓋垂 1. a、b 2. a、e 3. b、c 4. c、d 5. d、e 7)ST第12回午前 問86 嚥下時の体幹後傾位が有用でないのはどれか。 1. 舌亜全摘術後 2. 軟口蓋挙上不全 3. 喉頭蓋切除術後 4. 喉頭挙上不全 5. 食道咽頭逆流 8)ST第11回午前 問85 • 嚥下咽頭期に起きないのはどれか。 1. 喉頭蓋の後傾 2. 披裂喉頭蓋ヒダの収縮 3. 仮声帯の内転 4. 食道入口部の収縮 5. 耳管の開大 9)ST第10回午前 問68 • 嚥下順頭期の喉頭閉鎖に関与しないのはどれか。 1. 軟口蓋 2. 舌根 3. 喉頭蓋 4. 喉頭挙上 5. 声帯内転 加齢変化と嚥下 10)ST第15回午前 問84 誤っているのはどれか。 1. 加齢に伴い喉頭は下垂する。 2. 嚥下反射の中枢は延髄にある。 3. 輪状咽頭筋は嚥下時に弛緩する。 4. 吸啜反射は3ヶ月頃から減弱する。 5. 嚥下機能は1歳頃までに完成する。 11)ST第10回午前 問67 高齡者嚥下障害の特徴はどれか。 a女性に多い。 b. 咽頭残留が多い。 c不顕性誤嚥が多い。 d. 安静時の喉頭の位置が低い。 e. 口腔期障害は軽度である。 1. a、b、c 2. a、b、e 3. a、d、e 4. b、c、d 5. c、d、e 嚥下検査 12)ST第15回午前 問85 正しい組み合せはどれか。 1. 鼻咽腔閉鎖 ーー 改訂水飲みテスト 2. 声門閉鎖 ーー 反復唾液嚥下テスト 3. 食塊形成 ーー 嚥下圧検査 4. 喉頭挙上 ーー 嚥下内視鏡検査 5. 食道入口部開大 ーー 嚥下造影検査 13)ST第14回午前 問85 嚥下造影検査で診断できないのはどれか。 1. 鼻腔内への逆流 2. 咽頭流入 3. 舌根の後方移動 4. カーテン徴候 5. 食道入口部の弛緩不全 14)ST第13回午前 問86 嚥下内視鏡検査で観察できるのはどれか。 a.軟口蓋の挙上 b.舌根の後退 c.梨状陥凹の唾液貯留 d.喉頭の挙上 e.食道の蠕動 1. a、b、c 2. a、b、e 3. a、d、e 4. b、c、d 5. c、d、e 15)ST第12回午前 問85 嚥下内視鏡検査で評価できないのはどれか。 1. 鼻咽腔閉鎖 2. 喉頭の知覚 3. 随意的咳 4. 嚥下時の声門閉鎖 5. 梨状陥凹の唾液貯留 16)ST第10回午前 問69 嚥下内視鏡検査について誤っているのはどれか。 1. 坐位で行うことが多い。 2. 無麻酔あるいは軽度麻酔下で行う。 3. 正常嚥下時には咽頭収縮によって視野が白くなる。 4. 空嚥下や発声を指示し鼻咽腔の閉鎖状況を確認する。 5. 咽頭麻痺があると健側梨状陥凹の唾液貯留が多くなる 17)ST第10回午前 問70 嚥下造影検査について正しいのはどれか。 1. 誤嚥の危険性が高い患者には高浸透圧の造影剤を用いる。 2. ベッドサイドでも施行可能である。 3. 嚥下咽頭期の観察が可能である。 4. 総義歯では外して検査を行う。 5. 入院が必要である。 嚥下訓練 18)ST第16回午前 問86 誤っている組合せはどれか。 1. 咽頭残留 ーーー 頭部挙上訓練 2. 鼻腔への逆流 ーーー 舌尖挙上訓練 3. 誤嚥物喀出訓練 ーーー 随意的咳訓練 4. 嚥下反射惹起低下 ーーー 冷圧刺激法 5. 喉頭蓋谷への残留 ーーー 舌根後退運動 19)ST第14回午前 問86 咽頭期嚥下障害の間接訓練はどれか。 a.両唇音の構音訓練 b.舌の運動訓練 c.バルーン拡張法 d.頭部拳上訓練 e.咀嚼訓練 1. a、b 2. a、e 3. b、c 4. c、d 5. d、e 20)ST第11回午前 問86 喉頭挙上期型誤嚥に対する訓練法として適切でないのはどれか。 a.ブローイング b.交互嚥下 c.息止め嚥下 d.顎引き嚥下 e.ロ腔咽頭冷却刺激 1. a、b 2. a、e 3. b、c 4. c、d 5. d、e 21)ST第11回午前 問87 口腔咽頭期嚥下障害患者に適さないのはどれか。 1. みかん 2. バナナ 3. 卵豆腐 4. ヨーグルト 5. ムース 22)ST第10回午前 問73 • 認知症(痴呆)患者の嚥下訓練として適切でないのはどれか。 a.歌唱 b.摂食類似刺激 c.頸部可動域拡大訓練 d.メンデルゾーン法 e.バイオフィードバック法 1. a、b 2. a、e 3. b、c 4. c、d 5. d、e 誤嚥肺炎と予防 23)ST第16回午前 問87 嚥下の直接訓練において肺炎の兆候を知るのに有用なのはどれか。 a.CRP b.胸部聴診 c.血圧 d.血中ヘモグロビン e.血中酸素飽和度モニター 1. a、b、c 2. a、b、e 3. a、d、e 4. b、c、d 5. c、d、e 24)ST第10回午前 問71 • 不顕性誤嚥が原因にならないのはどれか。 1. 微熱 2. 血清アルブミン低下 3. 血清LDH上昇 4. 血沈亢進 5. 白血球増加 嚥下障害:外科治療 25)ST第15回午前 問87 永久気管孔を必要とする嚥下障害の手術はどれか。 a.喉頭挙上術 b.輪状咽頭筋切断術 c.甲状軟骨形成術 d.気管食道吻合術 e.喉頭気管分離術 1. a、b 2. a、e 3. b、c 4. c、d 5. d、e 26)ST第14回午前 問87 嚥下機能改善手術はどれか。 a.声門閉鎖術 b.喉頭部分切除術 c.輪状咽頭筋切除術 d.甲状軟骨形成術Ⅰ型 e. 喉頭拳上術 1. a、b、c 2. a、b、e 3. a、d、e 4. b、c、d 5. c、d、e 解答:MOREへ スポンサーリンク 1)ST第11回午前 問2 咀嚼・嚥下に関連しないのはどれか。 1. 第Ⅴ脳神経 2. 第Ⅵ脳神経 3. 第Ⅸ脳神経 4. 第Ⅺ脳神経 5. 第Ⅻ脳神経 解答 2 VI 外転神経は眼球運動 ![]() Ⅲ・Ⅳ⇒中脳 Ⅴ・Ⅵ・Ⅶ・Ⅷ⇒橋 Ⅸ・Ⅹ・ⅩⅠ・ⅩⅡ⇒延髄以下 Ⅰ 嗅神経⇒嗅覚の情報を伝える。 Ⅱ 視神経⇒視覚の情報を伝える。 Ⅲ 動眼神経⇒眼球の運動(瞳孔の運動) →①外眼筋(上斜筋と外側直筋を除く)の制御 →②瞳孔括約筋・毛様体筋の制御(瞳孔の大きさ調節・眼瞼挙上) Ⅳ 滑車神経⇒眼球の運動 →上斜筋の制御(内下転の動き) Ⅴ 三叉神経⇒顔面・頭部の知覚、咀嚼筋の運動、舌前方2/3の知覚 →①前頭部・顔面・鼻腔および口腔の粘膜は脳硬膜の痛覚・温度覚・触覚の情報を伝える。 歯・歯根膜・ 硬口蓋・顎関節・咀嚼筋の固有感覚の情報を伝える。 →②咀嚼筋・鼓膜張筋・口蓋帆張筋の制御 Ⅵ 外転神経⇒眼球の運動 → 外側直筋の制御(外転の動き) Ⅶ 顔面神経⇒表情筋の運動、涙腺・唾液腺の分泌 (頚下腺、舌下腺)、舌前方2/3の味覚 →①外耳の温度感覚・痛覚・触覚の情報を伝える。 →②舌の前2/3の味覚の情報を伝える。 →③涙腺・鼻腺・顎下腺・舌下腺の分泌の制御 →④表情筋・広頸筋・頬筋・アブミ骨筋の制御 Ⅷ 内耳神経⇒聴覚、位置・平衡感覚 → 聴覚・平衡感覚を伝える Ⅸ 舌咽神経⇒舌後方1/3・咽頭部の知覚、咽頭部の若干の筋の運動、舌後方1/3の味覚 →①外耳の温度覚・痛覚・触覚の情報を伝える →②舌後部1/3・口蓋扁桃・上咽頭後壁・耳管の温度覚・痛覚・触覚の情報を伝える →③舌の後1/3の味覚の情報を伝える →④耳下腺の分泌の制御 →⑤茎突咽頭筋・上咽頭収縮筋の制御 Ⅹ 迷走神経⇒頚部・胸部・腹部の内臓・心臓および脈管系を支配する。副交感神経の大部分を占める。 →①外耳の温度覚・痛覚・触覚の情報を伝える →②咽頭・喉・気管・食道・腹部内臓の感覚の情報を伝える →③喉頭蓋の味覚の情報を伝える →④平滑筋の制御 →⑤咽頭・喉頭の横紋筋の制御 ⅩⅠ 副神経⇒肩・首の筋肉の運動(胸鎖乳突筋・僧帽筋) →①胸鎖乳突筋・僧帽筋の制御 →②喉頭の横紋筋の制御 ⅩⅡ 舌下神経⇒舌筋の制御(舌の運動) http://www.geocities.jp/study_nasubi/j/j10.html から 咀嚼・嚥下に関係する脳神経は V 三叉 VII 顔面 IX 舌咽神経 X 迷走神経 XII 舌下神経 2)ST第13回午前 問85 嚥下運動に関与しないのはどれか。 1. 鼓索神経 2. 三叉神経 3. 舌咽神経 4. 迷走神経 5. 舌下神経 解答 1
http://www.swallow-web.com/engesyogai/approach2.html 3)ST第11回午前 問87 筋と支配神経との組み合わせで誤っているのはどれか。 1. オトガイ舌骨筋 ーー 舌下神経 2. 顎舌骨筋 ーー 三叉神経 3. 茎突舌骨筋 ーー 舌咽神経 顔面神経支配 4. 口輪筋 ーー 顔面神経 5. 咬筋 ーー 三叉神経 解答 3 ![]() http://www.yumetowa.com/sp/column/kamisime03.html 頸部の筋肉で、舌骨上筋の一つ。顎二腹筋の後腹に沿って舌骨につく筋肉である。 舌骨をやや後方に挙上する作用を持つ。 茎突舌骨筋の起始は側頭骨の茎状突起から起こり、 体幹後傾位・側臥位・食塊移送促進や咽頭残留の誤嚥防止をはかる。・頸部は顎引き位となるよう枕で調整。 ・口腔・咽頭の動きの良い側を下にし、咽頭残留の軽減。 ・気管流入(誤嚥)防止をはかる。 【適用】 ・舌運動障害による食塊移送不全 ・喉頭蓋切除 ・喉頭挙上範囲縮小 ・咽頭収縮不全 (複数回嚥下・交互嚥下で解消されない一定量の咽頭残留) Oral Studioから
① 反復唾液嚥下テスト ![]() 連続して何回ゴックンと飲み込めるか(嚥下反射)を確認します。 のどぼとけが中指をしっかりと乗り越えた場合のみを有効としてカウントし、3回以上であれば正常です。 逆に3回未満の場合は、嚥下機能に障がいがある可能性があると判断されるため、より精密なテストが必要です。 ② 水飲みテスト(窪田式) ![]() その後の嚥下の回数やむせの有無などを観察して、 下記の5段階のプロフィールとエピソードに照らし合わせることで判定を行います。 5秒以内で嚥下し、プロフィール①に相当する場合は正常範囲と判定します。 1回でむせることなく飲み込むことができても、嚥下に5秒以上かかった場合やプロフィール②の場合は、 障がいの可能性があると判定します。 プロフィール③、④、⑤の場合は明らかに異常ありとします。
③ 改訂水飲みテスト 急性期の患者さんや重度の摂食・嚥下障がい者の場合、 30mlの水飲みテストは誤嚥のリスクが高く危険なため、 3mlの冷水を使って行う評価方法です。 このテストでむせや湿声がない場合は、30mlの水飲みテストを実施します。 反対に3ccの水でも嚥下できなかったり、むせや湿声がある場合は、 機器による嚥下機能の精査が必要です。 ④ フード(食物)テスト ![]() 液状食品を専用のスプーンを使って食べてもらい、嚥下反射の有無やむせ、呼吸の変化などを観察し、 評価する方法です。 評価は、口腔内への取り込み、嚥下の有無、むせの有無、呼吸の変化、湿声嗄声の有無、 追加嚥下の有無、追加嚥下後の口腔内残留の有無などの項目で構成される5段階の判定基準にもとづいて 1から5までのスコアをつける方法で行われます。 スコア4以上は「障がいなし」、スコア3以下は「障がいあり」と判定します。 食物形態選定チャート ![]() 以上、http://www.engesyoku.com/kiso/kiso07.html から 13)ST第14回午前 問85 嚥下造影検査で診断できないのはどれか。 1. 鼻腔内への逆流 2. 咽頭流入 3. 舌根の後方移動 4. カーテン徴候 5. 食道入口部の弛緩不全 解答 4 カーテン兆候について http://myogamed.blog.fc2.com/blog-entry-23.html 「口蓋弓が斜め上方に動くことをカーテン徴候と誤解している学生・研修医が多いので注意してほしい。 観察する部位は咽頭後壁である。 縦線のある咽頭後壁が横に動くのがカーテンを横に引くようにみえることからついた名称である。」 ということで、このサインは咽頭部の視診で分かる。 ![]()
△ 一部評価できる × 評価できない 頭部挙上訓練(head raising exercise, shaker exercise) <作用機序・意義>
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