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小児歯科予想問題 1

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歯科医師国家試験を突破するために! DCロムニーハウスがお手伝い
November 22, 2014 からの転用


問1 過剰歯がみられる疾患はどれか。すべて選べ。

A. 外胚葉異形成症
B. Down症候群
C. 唇顎口蓋裂
D. 鎖骨頭蓋異骨症
E. Gardner症候群


問2 行動変容法はどれか。すべて選べ。

A. TSD法
B. HOM法
C. タイムアウト法
D. モデリング法
E. トークンエコノミー法



問3 2歳で用いることができるのはどれか。2つ選べ。

A. モデリング法
B. HOM法
C. TSD法
D. レトレーナーによる抑制
E. 笑気吸入鎮静法



問4 既製乳歯冠について正しいのはどれか。3つ選べ。

A. 多数歯面のう蝕歯に適応
B. 歯冠崩壊著しい歯に使用できる
C. 保激装置の支台歯として使用できる
D. 審美性が良い
E. 歯質の削除量が多い


問5 既製乳歯冠の作製に関与するものはどれか。すべて選べ。

A. カーボランダムポイント
B. 金冠バサミ
C. コンタリングプライヤー
D. Gordonのプライヤー
E. ノギス


問6 タウロドントに関して、正しいのはどれか。2つ選べ。

A. 下顎Eに好発
B. 歯根が長い
C. 歯冠部の歯髄腔が広い
D. エナメル質形成不全症にみられる
E. 歯内療法には影響しない


問7 小児のう蝕について正しい記述はどれか。2つ選べ。

A. 乳前歯のう蝕は下顎に多い
B. 乳臼歯のう蝕は上顎に多い
C. 哺乳瓶う蝕では下顎乳前歯の口蓋側に好発する
D. 3歳以下では上顎Aの近心隣接面が最も好発する
E. 3歳以上では、下顎Eの罹患度が最も多い



問8 乳歯の根管充填に用いるものはどれか。すべて選べ。

A. ガッタパーチャ
B. ガッタパーチャポイント
C. 酸化亜鉛ユージノール
D. ヨードホルム
E. 水酸化カルシウム



問9 Frank法を用いるのはどれか。1つ選べ。

A. 歯髄鎮静療法
B. 生活歯髄切断法
C. IPC法
D. アペキソゲネシス
E. アペキシフィケーション



問10 永久歯歯髄腔の狭窄の原因はどれか。すべて選べ。

A. う蝕
B. 加齢
C. 咬耗
D. 摩耗
E. 先行乳歯のPer



問11 フッ化物含有歯磨材の保湿剤はどれか。2つ選べ。

A. リン酸水素カルシウム
B. アルギン酸ナトリウム
C. プロピレングリコール
D. カルボキシメチルセルロース
E. ソルビトール



問12 Down症候群の所見はどれか。すべて選べ。

A. 21トリソミーである
B. 易感染性
C. 矮小歯
D. 多数歯う蝕
E. 空隙歯列弓


問13 9歳で用いる保激装置はどれか。すべて選べ。

A. クラウンループ
B. バンドループ
C. ディスタルシュー
D. リンガルアーチ
E. 可徹式保激装置



問14 乳歯の外傷について正しいのはどれか。2つ選べ。

A. 乳歯萌出期に多い
B. 歯冠の破折が多い
C. 好発年齢は3歳である
D. 歯の変色が改善することもある
E. 受傷直後の歯の変色は歯髄壊死によるもの


解答:MOREへ

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今回は、今井さんのリクエストにお応えし、
とても国試において大切になってくる『小児歯科』について、
そのポイントをまとめた。

小児だけに限らないが、臨床実地問題は、一般問題の延長上であり、
一般問題の知識がないと解けない。
逆にいうと、一般問題の知識があると解ける。
ぜひ、ポイントをおさえて欲しい。


問1 過剰歯がみられる疾患はどれか。すべて選べ。

A. 外胚葉異形成症
B. Down症候群
C. 唇顎口蓋裂
D. 鎖骨頭蓋異骨症
E. Gardner症候群

解答:C,D,E

知っておくべきポイントは、

・欠損歯がみられるもの
Down症候群、外胚葉異形成症、Crouzon症候群、唇顎口蓋裂、軟骨形成不全症

・過剰歯がみられるもの
鎖骨頭蓋異骨症、Gardner症候群、唇顎口蓋裂


問2 行動変容法はどれか。すべて選べ。

A. TSD法
B. HOM法
C. タイムアウト法
D. モデリング法
E. トークンエコノミー法

解答:A,C,D,E

そのほかに、レスポンスコスト法がある。

ちなみに、オペラント条件付け法の中に
「トークンエコノミー」「レスポンスコスト」「タイムアウト」が含まれる。

・モデリング法は、2歳から用いることができる。

・HOM法は抑制法である。


問3 2歳で用いることができるのはどれか。2つ選べ。

A. モデリング法
B. HOM法
C. TSD法
D. レトレーナーによる抑制
E. 笑気吸入鎮静法

解答:A,D


抑制法は3歳未満でも用いることができるが、抑制法のうち、HOM法は3歳から。
レトレーナーによる方法は2歳及び心身障害児でも用いられる。
意思疎通が困難な2歳までの低年齢児には、笑気は危険。
笑気吸入鎮静法は『3歳以降の小児』『脳性麻痺の人』『嘔吐反射の強い人』に用いることを覚えておきましょう。


問4 既製乳歯冠について正しいのはどれか。3つ選べ。

A. 多数歯面のう蝕歯に適応
B. 歯冠崩壊著しい歯に使用できる
C. 保激装置の支台歯として使用できる
D. 審美性が良い
E. 歯質の削除量が多い

解答:A.B.C


次に、既製乳歯冠の適応と特徴を載せる。

○適応

・歯冠崩壊著しいもの
・多数歯のう蝕が存在するもの
・保激装置の支台歯
・う蝕感受性の高い歯
・幼若永久歯の一時的な修復
・窩洞の保持・抵抗形態の得られないもの


○特徴

・直接法が多い(間接法もある)
・歯質の削除量は少ない
・審美性は悪い
・前歯ではクラウンフォームを用いる
・機能回復ができる


問5 既製乳歯冠の作製に関与するものはどれか。すべて選べ。

A. カーボランダムポイント
B. 金冠バサミ
C. コンタリングプライヤー
D. Gordonのプライヤー
E. ノギス

解答:A,B,C,D,E


まず、ステップを次に示す。

「支台歯形成」⇒既製冠の選択(試適する):ノギス、デンチメーターを用いる
⇒冠縁の調整、適合性確認:金冠バサミ、カーボランダムポイント、
Gordonのプライヤー⇒咬合面の調整:コンタリングプライヤー⇒研磨⇒合着


問6 タウロドントに関して、正しいのはどれか。2つ選べ。

A. 下顎Eに好発
B. 歯根が長い
C. 歯冠部の歯髄腔が広い
D. エナメル質形成不全症にみられる
E. 歯内療法には影響しない


解答:C,D


タウンロドントについて、次に特徴を示す。

・好発部位:下顎D(上顎大臼歯にも多い)
・歯根が短い
・歯髄腔が広い・長い
・歯内療法が困難・・・う蝕の予防をしっかりと!
・外胚葉異形成症、クラインフェルター症候群、エナメル質形成不全症にしばしばみられる。


問7 小児のう蝕について正しい記述はどれか。2つ選べ。

A. 乳前歯のう蝕は下顎に多い
B. 乳臼歯のう蝕は上顎に多い
C. 哺乳瓶う蝕では下顎乳前歯の口蓋側に好発する
D. 3歳以下では上顎Aの近心隣接面が最も好発する
E. 3歳以上では、下顎Eの罹患度が最も多い


解答:D,E


・乳前歯は上顎に多い。

・乳臼歯は下顎に多い

・哺乳瓶う蝕の好発部位は『上顎』であることが前提。

次に、乳前歯の唇側、口蓋側に多い。
その他、乳臼歯の頬側面、咬合面にも好発する。


3歳以下、3歳以上で分けて考えてみる。

○3歳以下
・最も多いのは上顎Aの近心隣接面です。唇面よりも多い。

○3歳以上
・最も多いのは、下顎Eの咬合面(2~3歳)、近心隣接面も(4~5歳)、6歳以降では、遠心隣接面にも生じる。


問8 乳歯の根管充填に用いるものはどれか。すべて選べ。

A. ガッタパーチャ
B. ガッタパーチャポイント
C. 酸化亜鉛ユージノール
D. ヨードホルム
E. 水酸化カルシウム


解答:C,D,E


問9 Frank法を用いるのはどれか。1つ選べ。

A. 歯髄鎮静療法
B. 生活歯髄切断法
C. IPC法
D. アペキソゲネシス
E. アペキシフィケーション


解答:E


「CMCP」と「水酸化カルシウム」を用いたFrank法は、アペキシフィケーションに用いられる。



問10 永久歯歯髄腔の狭窄の原因はどれか。すべて選べ。

A. う蝕
B. 加齢
C. 咬耗
D. 摩耗
E. 先行乳歯のPer


解答:A,B,C,D


乳歯のPerによって生じるのは、後継永久歯の歯胚の異常、萌出方向の異常、萌出遅延、歯根の湾曲など。


問11 フッ化物含有歯磨材の保湿剤はどれか。2つ選べ。

A. リン酸水素カルシウム
B. アルギン酸ナトリウム
C. プロピレングリコール
D. カルボキシメチルセルロース
E. ソルビトール


解答:C,E


最低限覚えておくべき成分(赤字)として、

○研磨剤:炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、リン酸水素カルシウム

○発泡剤:ラウリル酸ナトリウム、ショ糖脂肪酸エステル

○保湿材:ソルビトール、グリセリン、プロピレングリコール

○結合剤:アルギン酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロース


問12 Down症候群の所見はどれか。すべて選べ。

A. 21トリソミーである
B. 易感染性
C. 矮小歯
D. 多数歯う蝕
E. 空隙歯列弓


解答:A,B,C,E


近年、あまり出題されなくなったとはいえ、国家試験の小児歯科の代名詞的な重要度があるので、おぼえておくべき。

そのほかの所見として、

・心疾患

・溝舌

・巨舌

・高口蓋

・開咬

・反対咬合

・上顎劣成長

・重度の歯周疾患

・両眼隔離

・短頭

・円錐歯

・歯の先天欠如、萌出遅延




問13 9歳で用いる保激装置はどれか。すべて選べ。

A. クラウンループ
B. バンドループ
C. ディスタルシュー
D. リンガルアーチ
E. 可徹式保激装置


解答 D



2歳(ⅡA) 6歳(ⅡC) 7歳(ⅢA) 9歳(ⅢB)



ディスタルシュー ⅡAのみ

クラウン・バンドループ ⅡAからⅢA  

可徹式保激装置   ⅡAからⅢA    

リンガルアーチ   ⅢAからⅢB                  

ナンスのホールディングアーチ ⅢAからⅢB                



ポイントは、コアは『ⅢA』(7歳)。
この時点で、ディスタルシュー以外はすべて使える。
ここを境に、これより先は、リンガル、可徹式保激装置のみ用いられる。



問14 乳歯の外傷について正しいのはどれか。2つ選べ。

A. 乳歯萌出期に多い
B. 歯冠の破折が多い
C. 好発年齢は3歳である
D. 歯の変色が改善することもある
E. 受傷直後の歯の変色は歯髄壊死によるもの


解答:A,D


乳歯では脱臼が多い。永久歯では歯の破折が多い。

好発年齢は歯の萌出期、1~2歳。


受傷直後の歯の変色は『歯髄内出血』によるもの(数日で)。
一方、死んでしまうと、数ヶ月後に黒くなる。それが歯髄壊死。
もし、生きていたら、また色は元に戻る。




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