プロフィール
Author:かず 広告
最新記事
カテゴリ
アクセスランキング
楽天お勧め
最新コメント
google+1
|
口腔外科特集1:口腔粘膜疾患
![]() https://www.youtube.com/watch?v=h6ur6xa-ri8 闘う!歯科国試から引用抜粋 1)105C-11 口腔外科学 上皮内水疱を形成するのはどれか。1つ選べ。 a 熱 傷 b 類天疱瘡 c 尋常性天疱瘡 d 口腔扁平苔癬 e 多形滲出性紅斑 2)105A-63 口腔外科学 副腎皮質ステロイド軟膏が奏効するのはどれか。2つ選べ。 a 白板症 b 疱疹性口内炎 c 口腔扁平苔癬 d 口腔カンジダ症 e 慢性再発性アフタ 3)105A-23 口腔外科学 AIDS 患者に高頻度にみられるのはどれか。1つ選べ。 a 類天疱瘡 b 歯肉増殖症 c 口腔扁平苔癬 d 口腔カンジダ症 e 慢性再発性アフタ 4)103A-49 口腔外科学 ある疾患の処方薬を表に示す。 プレドニゾロン アシクロビル ビタミンB12 考えられるのはどれか。1つ選べ。 a Behçet病 b Addison病 c Sjögren症候群 d Ramsay-Hunt症候群 e Melkersson-Rosenthal症候群 解答:MOREへ スポンサーリンク 1)105C-11 口腔外科学 上皮内水疱を形成するのはどれか。1つ選べ。 a 熱 傷 b 類天疱瘡 c 尋常性天疱瘡 d 口腔扁平苔癬 e 多形滲出性紅斑 解答 c 上皮内水疱:水疱が基底層より表層寄りの上皮内に限局して生じているもののこと。 【上皮内水泡を形成する疾患】 ・尋常性天疱瘡 ・単純性先天性表皮水疱症 ・単純疱疹や帯状疱疹 (Oral Studio) 2)105A-63 口腔外科学 副腎皮質ステロイド軟膏が奏効するのはどれか。2つ選べ。 × a 白板症 以下 Oral Studio から 《治療》 異形成の見られないもの →ビタミンAを投与して経過観察 軽度の白板症 →白板を切除して経過観察 若干癌化 →ある程度の安全域を含め切除 癌化している白板症 →区域切除と頸部郭清 凍結外科・レ-ザ-治療・外科的切除 《注意》 頸部転移巣を形成することはない →腫脹があれば癌化に伴う転移巣 【悪性化率高いと考えられる白板症】 ・歯肉、舌(前方2/3縁部) ・凹凸不整、潰瘍を伴う。 ・上皮層角化亢進、リンパ球浸潤を伴う × b 疱疹性口内炎:ウィルス性で禁忌 ○ c 口腔平苔癬 × d 口腔カンジダ症:ステロイドで悪化 ○ e 慢性再発性アフタ 解答 c e 副腎皮質ステロイド軟膏 (Oral Studio) 《特徴》 扁平苔癬やアフタなどの非感染症の粘膜炎に使用 《禁忌》 ウィルス感染症においては禁忌 <参考:副腎皮質ステロイド剤、ステロイド性抗炎症薬> 【特徴】 副腎皮質ホルモンの糖質コルチコイドとその合成化合物 ・コルチゾン ・ヒドロコルチゾン ・プレドニゾロン ・デキサメタゾン ・トリアムシノロン などがある。 炎症の原因に関係なく強い抗炎症作用があり、炎症の全過程を強く抑制する。 糖代謝では、糖新生の促進、グリコーゲンの分解、 糖の末梢での利用抑制により血糖値を上昇させる。 炎症のケミカルメディエーターであるプロスタグランジンやロイコトリエンの合成を阻害して抗炎症作用を示す。 【副作用】 満月様顔貌、消化性潰瘍、浮腫、糖尿病、感染症の誘発など 【絶対禁忌】 精神神経症、消化性潰瘍など 【比較的禁忌】 心臓血管障害、陣機能障害、糖尿病、骨粗鬆症など 皮膚科ですなー 3)105A-23 口腔外科学 AIDS 患者に高頻度にみられるのはどれか。1つ選べ。 a 類天疱瘡 b 歯肉増殖症 c 口腔扁平苔癬 d 口腔カンジダ症 e 慢性再発性アフタ 解答 d 以下 Oral Studioから 《特徴》 HIV感染によって特徴的な症状が引き起こされる疾患のこと。 唾液中にもHIVは存在する。 主な感染経路は、血液、精液、涙液 70%アルコールでの消毒が有効 標的細胞はCD4を発現したT細胞である 細胞性免疫、液性免疫療法を抑制する 《口腔内症状》 カンジタ症 ヘルペス 白板症 カポジ肉腫 【特徴と治療】 感染して体液中のCD4リンパ球を破壊しつつ増殖し、 免疫機能の一部を低下させ、 日和見感染やAIDS発症の原因となる。 多剤併用の抗ウイルス療法の普及により、 治療を受ければHIV感染者のAIDS発症は抑えられるようになったが 治癒にはいたらないため、十分に留意する必要がある。 【歯科治療において】 ・HIV陽性者であっても、AIDS発症などの重症例を除き歯科診療所における通常の治療が可能。 ・HIV陽性者は易感染症(口腔カンジダ症・歯周病・食道カンジダ症・カンジダ性肺炎へとつながるため) となる場合があるため、積極的に口腔内衛生を管理する必要がある。 HIVはHBVやHCVよりも感染力は弱いため、通常の感染予防措置対応で問題ない。 4)103A-49 口腔外科学 ある疾患の処方薬を表に示す。 プレドニゾロン アシクロビル:抗ウィルス剤 ビタミンB12:神経栄養 考えられるのはどれか。1つ選べ。 a Behçet病 b Addison病 c Sjögren症候群 d Ramsay-Hunt症候群 e Melkersson-Rosenthal症候群 解答 d ウィルスが関係し、神経障害を起こすのは、 水痘・帯状痛疹ウイルスが原因で顔面神経麻痺を起す Ramsay-Hunt症候群 よって、正解はd 【Melkersson-Rosenthal症候群】 ・原因:不明 ・特徴:顔面神経麻痺+(肉芽腫性口唇炎)+(溝状舌) http://becomerich.lab.u-ryukyu.ac.jp/UR-DBMS/SyndromeDetail.php?recid=958&winid=1 参照 ![]() 【Heerfordt症候群】 発熱、ぶどう膜炎、耳下腺腫脹、顔面神経麻痺を特徴とする。 ほとんどの症例は20-40才であり、女性の方が多い。 確定診断のために、サルコイドーシスの病理組織診断が必要 |
アクセス数
検索フォーム
知りたい疾患や用語に関連するブログ記事を探すのに使ってください
人気記事
本ブログ内でよく読まれている記事
カレンダー
月別アーカイブ(タブ)
各年のアーカイブ全体はLISTをクリック下さい。
LISTを閉じる際は、SELECTをクリック下さい。
リンク
医歯学などの勉強に有用なサイトを随時増やしていきます。
リンクサイトでアクセス出来ないものあれば、メールフォームで遠慮なく教えて下さい。
ブログランキングなど
ブロとも申請フォーム
メールフォーム
|