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口腔外科 予想問題2:顎変形、下顎後退症など

mandibular retrusion 
http://www.slideshare.net/indiandentalacademy/classification-of-malocclusion-33077923



歯科医師国家試験を突破するために! DCロムニーハウスがお手伝い

口腔外科 予想問題(November 24, 2014 配信)を項目ごとに再編集したものです。



1)軟口蓋短小に行う治療はどれか。3つ選べ。

A. Wardill法
B. Von‐Langenbeck法
C. 咽頭弁移植術
D. スピーチエイド
E. 言語治療

2) 口蓋形成術後、鼻咽腔閉鎖不全が改善されなかった。
   必要な対応はどれか。全て選べ。

A. 言語治療
B. ブローイング訓練
C. パラタルリフト装着
D. re‐push back法
E. 咽頭弁移植術


3)下顎後退症の治療に選択されるのはどれか。全て選べ。

A. SSRO
B. Dingman法
C. Kole法
D. Le-Fort1型骨切り術
E. Wassmund法


4)SSROの特徴はどれか。全て選べ。

A. 下顎前突症に適応
B. 下顎後退症に適応
C. 交叉咬合に適応
D. 骨片の接触面積が広い
E. 皮膚に瘢痕残さない


解答:MOREへ

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解答


1)軟口蓋短小に行う治療はどれか。3つ選べ。

A. Wardill法
B. Von‐Langenbeck法
C. 咽頭弁移植術
D. スピーチエイド
E. 言語治療

解答:C,D,E

軟口蓋が短小だと、鼻咽腔閉鎖不全ができないことがあり、
その場合は、スピーチエイドやパラタルリフトなどの補助器具を用い、
それと同時に言語治療をする。
最終的には咽頭弁移植術を行う。

Wardill法:口蓋裂の治療に使用される術式

Von‐Langenbeck法:口蓋形成術

http://square.umin.ac.jp/saitaka/kouge/zenki/2/kouge2-1.html 参照


2) 口蓋形成術後、鼻咽腔閉鎖不全が改善されなかった。
   必要な対応はどれか。全て選べ。

A. 言語治療
B. ブローイング訓練
C. パラタルリフト装着
D. re‐push back法
E. 咽頭弁移植術

解答:A,B,C,D,E

「re」-push back法とは「再」口蓋弁後方移動術のこと。
ちなみに、鼻咽腔閉鎖不全になると、『子音』に歪みがでる。

また、バ行、ダ行にとりわけ影響がでる。

パラタルリフト(PLP)
  1. 軟口蓋の挙上不全に対して用いられる補綴的口蓋挙上装置。
  2. 開鼻声を軽減させ、発話明瞭度を改善することを目的とする。
  3. 鼻咽腔閉鎖に関与する筋群の賦活効果、異常構音パターンの改善。 あるいは習慣化防止などの効果も期待できる。
  4. 装置は、
    1. 硬い口蓋部(床)
    2. 連結部
    3. 挙上子(軟口蓋部)
ph05.gif
http://www.swallow-web.com/engesyogai/approach5.html

上記サイト 参照のこと。


3)下顎後退症の治療に選択されるのはどれか。全て選べ。

A. SSRO
B. Dingman法
C. Kole法
D. Le-Fort1型骨切り術
E. Wassmund法

解答:A

SSROは下顎枝矢状分割術の通称で、Obwegeser法とも言われる。
下顎前突、後退、開咬、交叉咬合に用いられる。


ssro_01.png 
下顎枝矢状分割法 (SSRO) http://www.ritz-cs.com/ope_faceline/232detail.php



Dingman法は下顎骨一部骨切り術のことで、下顎前突に適応。
同じくKole法は下顎前突に使用される。

Dingman法 (Oral Studio)

下顎前方歯槽部骨切りの模式図
下顎前歯部の歯槽部の後方移動
右図:第一小臼歯を抜歯し、下顎骨体の一部を削除
左図:はみ出した部分は削除

・Kole法:
下顎前方歯槽部骨切り法の一法で開咬を伴う下顎前突、開咬に適応
*ともに臼歯部の咬合関係が良好なもの


Dingman法、Kole法、Robinson法(下顎枝垂直骨切り術)は開咬症例にも用いる。


Le-Fort1型骨切り術は上顎後退症に適応


Le Fort I (ルフォー1型)骨切り術

上顎全体の移動を行う方法です。
上の歯茎を切って鼻の横くらいから水平に骨を切ります。
こうすることにより上顎は歯がついたまま全体を動かせるようになります。
上顎が正しい位置に動けば、骨接合用のプレートとネジで上顎をしっかりと固定します。


http://team.tokyo-med.ac.jp/kouku/info/henkei.html


Wassmund法は上顎前突に適応

●Wassmund-wunderer法(上顎前方歯槽骨切り術)の適応と注意 (Oral studio)

・上顎前突や過蓋咬合、開咬、gummy faceなどに適応
・臼歯部の咬合関係が良好なもの
・関岐の改善を行う場合、上顎骨前方部を後下方に移動させるので、
  gammy faceを誘導する危険性がある



4)SSROの特徴はどれか。全て選べ。

A. 下顎前突症に適応
B. 下顎後退症に適応
C. 交叉咬合に適応
D. 骨片の接触面積が広い
E. 皮膚に瘢痕残さない

解答:A,B,C,D,E

その他、開咬にも。歯列の連続性を保つ。
欠点としては、下歯槽神経の損傷によるオトガイ部の知覚異常がある。


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2015/12/03 23:46 口腔外科 TB(-) CM(0)
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