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全部床義歯学 特集2
![]() https://www.flickr.com/photos/bcnapier/5229379953/ 前回の続き;Total Prosthesis 2 です。 問題は、同様に ”闘う!歯科国試”からです。 問題の写真は、全て厚生労働省のHPからの転載です。 では、問題です。 103B-17 全部床義歯学 78歳の女性。上顎の違和感を訴えて在宅診療を希望した。 患者は6年前に上下顎全部床義歯を装着したが、5年前から寝たきりである。 初診時の口腔内写真(別冊No.16A)と使用中の義歯の写真(別冊No.16B)とを別に示す。 最初に行うのはどれか。1つ選べ。 ![]() a 咬合調整 b 粘膜調整 c リリーフ d リライン e 義歯清掃指導 解答 e 103A-45 全部床義歯学 全部床義歯の臼歯部人口歯が、筋圧中立帯よりも舌側に排列されていた。 考えられる障害はどれか。 2つ選べ。 a 構音障害 b 舌の誤咬 c 頬粘膜の誤咬 d 平衡側の咬合干渉 e 食片介在時の義歯転覆 解答 a b 103B-10 全部床義歯学 76歳の男性。10年前に装着した上下顎全部床義歯の不適合を主訴として来院した。 新義歯を製作することとした。 完成義歯の側方運動時の咬合接触点の写真(別冊No.9A) と中心咬合時の口腔内写真(別冊No.9B)とを別に示す。 付与したのはどれか。1つ選べ。 ![]() a group function b balanced occlusion c lingualized occlusion d monoplane occlusion e cuspid protected occlusion 解答 c 105A-8 全部床義歯学 高齢無歯顎患者の誤嚥防止に関して、印象採得時の対応で正しいのはどれか。 1つ選べ。 a 体位は坐位で行う。 b 頭位は頭部後傾で行う。 c 石膏印象材を選択する。 d 流動性の良い印象材を用いる。 e トレーを前歯部から臼歯部に向けて圧接する。 解答 a 参考; 高齢者歯科医療における全身疾患との関連スライド(北海道医療大学 講義) www.hoku-iryo-u.ac.jp/~dental/dentistry/.../gerontology.pdf http://www.crc.mie-u.ac.jp/seeds/contents/detail.php?mid=20091221-114809 乳頭状過形成 (Oral Studioから) 義歯下の粘膜の炎症、無痛性 《好発部位》 硬口蓋 《原因》 リリ-フ不足 《処置法》 リリ-フ 義歯性線維種 (Oral Studioから) ・機械的慢性刺激により発症する粘膜の炎症反応性の増生物。 ・義歯によるものを義歯性線維腫といい、義歯床辺縁の刺激により生じる 【特徴】 ・主として線維性結合組織からなり、限局性に生じる ・辺縁過長のため、可動粘膜に食い込むようなかたちで長期間使用している場合に多く見られる 【好発部位】 床縁 【原因】 慢性的な機械刺激 【処置法】 ・被覆してリリ-フ、咬合調整 ・大きいものは外科的に切除 ![]() http://shinoda-d.jp/irebachiryou.html http://www11.ocn.ne.jp/~sugimoto/kamukoto/kamukoto.htm 107C-58 全部床義歯学 有床義歯で咬頭干渉の検査に用いるのはどれか。全て選べ。 a 咬合紙 b 割り箸 c 手指の感覚 d ストリップス e コンタクトゲージ 解答 a c d 解説 b 割り箸 … 転覆試験 e コンタクトゲージ … 歯間の距離 107C-12 全部床義歯学 全部床義歯の顎間関係記録後、同日に外来で用いるのはどれか。1つ選べ。 a 咬合平面板 b パラトグラム c バイトゲージ d モールドガイド e コンタクトゲージ 解答 d 全部床義歯学 仮想咬合平面と平行なのはどれか。2つ選べ。 a 瞳孔線 b 顔面平面 c 歯槽頂間線 d Camper平面 e フランクフルト平面 解答 a d 補足 仮想咬合平面について(Oral Studioから) 仮想咬合平面の決定 (1)前歯部の高さを決定する。 (2)臼歯部を修正し、仮想咬合平面の決定を行う。 仮想咬合平面はカンペル平面、瞳孔線に平行になるように修正する。 咬合平面 カンペル平面(鼻聴道線)と平行になるように設定するのが基本になる。 ![]() http://www.ydental.net/cases/2010/11/post-19.html 【前方の基準】 上顎前歯部切縁 【後方の基準】 下顎のレトロモラーパッドの中点から上点の間に求めて、そこに最後臼歯の咬頭頂が合うように設定 【ポイント】 高齢者は上唇のウェットラインと一致するようにする。 従来、上唇の仮想咬合平面は口を軽く開いたとき 上唇下縁から前歯部咬合堤が1~2mm露出するように設定するといわれている。 しかし、加齢とともに上唇は伸張し、上顎の前歯の露出量は減少する。 咬合平面をこれで設定すると、低すぎる咬合平面になる。 重要なことは、最終的な咬合平面は咬合器装着後に、 形態的、審美的、補綴的要素を考慮して決定することである。 仮想的咬合平面決定時の問題点と対処 仮想咬合平面の決め方は、全てに適合するわけでないので、 通法どおり行って、解剖学的、補綴学的に適切か 上顎の高さやランドマークの高さなどから総合的に検討する。 1級および3級の場合は、カンペル平面と平行に設定する。 2級では、前方は上唇下縁、後方はレトロモラーパッドを基準にする方法をとる。 105A-80 全部床義歯学 全部床義歯を製作する際にパノラマエックス線写真で診査するのはどれか。2つ選べ。 a 残根の有無 b オトガイ孔の位置 c 上下顎顎堤間距離 d 口蓋隆起の大きさ e レトロモラーパッドの高さ 解答 a b
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