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108回歯科国試BD:口腔外科(感染性疾患)
108B-1 12 歳の男児。右側顔面の腫脹を主訴として来院した。 2 年前に同部の腫脹と違和感に気付いていたが放置し、 その後腫脹は次第に増大してきたという。 初診時の顔貌写真(別冊No. 1A)、口腔内写真(別冊No. 1B)、 エックス線写真(別冊No. 1C)、CT(別冊No. 1D) 及び生検時のH-E 染色病理組織像(別冊No. 1E)を別に示す。 適切な処置はどれか。1 つ選べ。 ![]() a 切開排膿 b 抗菌薬投与 c 摘出・開窓術 d 下顎区域切除術 e 下顎半側切除術 108B-15 34 歳の女性。右側頬部の疼痛を主訴として来院した。 1 週前から同部に腫脹と疼痛が生じたという。 上顎右側第一大臼歯は動揺度3 であった。 抗菌薬投与後に当該歯を抜去したところ、抜歯窩から排膿した。 初診時のエックス線写真(別冊No. 15)を別に示す。 次に行う処置はどれか。1 つ選べ。 ![]() a 抜歯窩の閉鎖 b Caldwell-Luc 法 c 上顎骨部分切除術 d 犬歯窩からの開洞手術 e 抜歯窩からの上顎洞の洗浄 108B-27 72 歳の女性。呼吸困難のため救急車で来院した。 1か月前から下顎右側のブリッジの動揺を自覚したが放置していた。 3日前から右側顎下部が腫脹しはじめ、前日には自発痛や開口障害が強くなり 呼吸困難を自覚してきたという。 初診時の顔貌写真(別冊No. 27A)、エックス線写真(別冊No. 27B) 及びCT(別冊No. 27C)を別に示す。 考えられる疾患はどれか。1つ選べ。 ![]() a 気 腫 b 出 血 c ガス壊疽 d 脂肪肉腫 e リンパ節炎 108D-19 78 歳の女性。口の中の疼痛を主訴として来院した。 2か月前から口の中がピリピリするという。 1 年前から寝たきりで介護施設に入所している。 初診時の口腔内写真(別冊No. 19A)と 口腔粘膜からの剥離物のPAS 染色塗抹標本像(別冊No. 19B)を別に示す。 有効な薬物はどれか。1つ選べ。 ![]() a アシクロビル b ミコナゾール c シスプラチン d デキサメタゾン e アモキシシリン水和物 解答:MOREへ スポンサーリンク 108B-1 12 歳の男児。右側顔面の腫脹を主訴として来院した。 2 年前に同部の腫脹と違和感に気付いていたが放置し、 その後腫脹は次第に増大してきたという。 初診時の顔貌写真(別冊No. 1A)、口腔内写真(別冊No. 1B)、 エックス線写真(別冊No. 1C)、CT(別冊No. 1D) 及び生検時のH-E 染色病理組織像(別冊No. 1E)を別に示す。 適切な処置はどれか。1 つ選べ。 ![]() a 切開排膿 b 抗菌薬投与 c 摘出・開窓術 d 下顎区域切除術 e 下顎半側切除術 解答 C 108B-15 34 歳の女性。右側頬部の疼痛を主訴として来院した。 1 週前から同部に腫脹と疼痛が生じたという。 上顎右側第一大臼歯は動揺度3 であった。 抗菌薬投与後に当該歯を抜去したところ、抜歯窩から排膿した。 初診時のエックス線写真(別冊No. 15)を別に示す。 次に行う処置はどれか。1 つ選べ。 ![]() a 抜歯窩の閉鎖 b Caldwell-Luc 法 c 上顎骨部分切除術 d 犬歯窩からの開洞手術 e 抜歯窩からの上顎洞の洗浄 解答 E 写真から、⇒上顎洞にpusと思わしき液体貯留。 診断は、歯性上顎洞炎 (odontogenic maxillary sinusitis) 。 まずは、抜歯窩からの上顎洞の洗浄が1st choice だめなら、Caldwell-Luc 法か? a:抜歯窩の閉鎖は感染巣を閉じ込めてしまい問題外。 cも、余ほどでない限りはおこなわないであろう。 d:なんとも言えないが?? 口腔外科特集2:炎症性疾患参照 108B-27 72 歳の女性。呼吸困難のため救急車で来院した。 1か月前から下顎右側のブリッジの動揺を自覚したが放置していた。 3日前から右側顎下部が腫脹しはじめ、前日には自発痛や開口障害が強くなり 呼吸困難を自覚してきたという。 初診時の顔貌写真(別冊No. 27A)、エックス線写真(別冊No. 27B) 及びCT(別冊No. 27C)を別に示す。 考えられる疾患はどれか。1つ選べ。 ![]() a 気 腫 b 出 血 c ガス壊疽 d 脂肪肉腫 e リンパ節炎 解答 C CT;右下顎周囲にから皮下組織に拡大するair像。 ガス壊疽に間違いないであろう。 clostridium族によるものが典型的ではあるが、 DMや、悪性腫瘍など免疫不全をbaseに持つ患者では、 非clostridiumによるものが多い。 参考文献: 乳癌患者に発症した顔面部ガス壊疽の 1 例 A case of face ... - J-Stage(Adobe PDF) http://search.yahoo.co.jp/search?ei=UTF-8&p=%E3%82%AC%E3%82%B9%E5%A3%8A%E7%96%BD%20%E9%A1%94%E9%9D%A2 108D-19 78 歳の女性。口の中の疼痛を主訴として来院した。 2か月前から口の中がピリピリするという。 1 年前から寝たきりで介護施設に入所している。 初診時の口腔内写真(別冊No. 19A)と 口腔粘膜からの剥離物のPAS 染色塗抹標本像(別冊No. 19B)を別に示す。 有効な薬物はどれか。1つ選べ。 ![]() a アシクロビル:抗ウィルス剤 b ミコナゾール c シスプラチン:抗ガン剤 d デキサメタゾン e アモキシシリン水和物:抗生剤 解答 B PAS染色で菌糸が明瞭化。 カンジダに間違いない。 抗真菌剤:ミコナゾール が正解 |
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