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部分床義歯学
partial denture 特集2 ![]() http://hatfielddental.com/partial_dentures.htm 問題は、いつものように ”闘う!歯科国試” からです。 問題の写真は、全て厚生労働省のHPからの転載です。 では、問題。 8)105A-45 部分床義歯学 義歯設計の模式図(別冊No.2)¬を別に示す。 矢印が示す支台装置の機能はどれか。1つ選べ。 ![]() a 義歯の破折防止 b 着脱方向の規定 c 義歯の剛性の向上 d 粘膜支持力の向上 e 遊離端部の浮き上がり防止 解答 e 9)105C-58 部分床義歯学 個人トレー製作のための模型の写真(別冊No.4A)と製作した 個人トレーの内面の写真(別冊No.4B)¬とを別に示す。 矢印で示す部位の役割で正しいのはどれか。2つ選べ。 ![]() ![]() 4A ![]() B a 印象採得時に歯を固定する。 b 口腔内でトレーの位置決めをする。 c 印象材のスペースを一定量確保する。 d トレーに盛る印象材の分量の目安となる。 e 印象材がトレーから剥離するのを防止する。 解答 b c 10)103B-21 部分床義歯学 62歳の女性。上下顎可撤性義歯を製作中である。 口腔内写真(別冊No.19A、B、C)と 筋圧形成を終えた個人トレーの写真(別冊No.19D、E)とを別に示す。 印象採得操作について正しいのはどれか。1つ選べ。 ![]() ![]() a 上下顎同時に印象採得を行う。 b 上顎前歯部にワックススペーサーを置く。 c 上顎の印象には非弾性印象材を用いることができる。 d 下顎残存歯のアンダーカット部をすべてブロックアウトする。 e 上顎の印象には流動性の低い印象材を用い積極的な加圧を行う。 解答 c 11)103C-50 部分床義歯学 義歯設計のためのサベイラインを描記した模型の写真(別冊No.3)を別に示す。 小臼歯部に赤色で記入した×印は鉤尖部を示す。 この部位に用いるクラスプで適切なものはどれか。 2つ選べ。 ![]() a RPIクラスプ b リングクラスプ c ツインクラスプ d エーカースクラスプ e バックアクションクラスプ 解答 d e 12)103C-48 部分床義歯学 クラスプの設計で最初に行うのはどれか。1つ選べ。 a 着脱方向の決定 b サベイラインの描記 c クラスプの種類の選択 d アンダーカット量の測定 e ガイドプレーンの設置部位の決定 解答 a 参照 http://www.i-cast.jp/products/icast-library/columm/columm02.html 13)103C-15 部分床義歯学 (除外問題) 部分床義歯の支台装置製作で模型形の印象直前の作業はどれか。 1つ選べ。 a 予備設計 b サベイング c 人工歯排列 d 作業用模型製作 e 研究用模型製作 解答 b 14)107C-74 部分床義歯学 支台歯の頬舌側両面に維持機構を設定できる支台装置はどれか。 1つ選べ。 a RPIクラスプ b リングクラスプ c エーカースクラスプ d バックアクションクラスプ e リバースバックアクションクラスプ 解答 c 解説 a RPIクラスプ…頬側のアンダーカットを利用する。 b リングクラスプ…下顎の最高方臼歯に用いる。舌側のニアゾーンのアンダーカットを利用。 d バックアクションクラスプ…上顎に用いる。 e リバースバックアクションクラスプ…下顎に用いる。 補足 a) RPIクラスプ (Oral Studio から) 近心レスト、隣接面板、Iバーの3部分から構成され、3者が互いに協働して支持、 把持、維持の機能を効果的に発揮する。 主に、遊離端義歯症例の支台歯となる小臼歯に用いられる。 ![]() b) リングスクラプ (Oral Studio から) 欠損側隣接面に鉤体を置き、支台歯の歯間をリング状に1本の長い鉤腕が取り囲み、 ニアゾーンのアンダーカット部に鉤尖を置くクラスプである。 原則として孤立した最高方臼歯に左右対称に用いられる。 歯軸の傾斜方向の相違から、上顎大臼歯では頬側ニアゾーンのアンダーカット部に、 下顎大臼歯では舌側ニアゾーンのアンダーカット部に鉤尖をおく(図は下顎)。 補強腕を備えることが多いが、異物感が強く食渣が停滞しやすい転が問題である。 ![]() c) エーカースクラスプ(Oral Studio から) エーカースクラスプ鋳造による支台装置として最も代表的な環状鉤である。 咬合面レスト、頬側と舌側の鉤腕、鉤体、鉤脚からなり、支台歯の3面4隅角と接して強固な支持、 把持、維持機能を発揮する。 ・レスト付き2腕鉤ともいう ・最も一般的なクラスプ ・維持・把持・支持を効率よく発揮できる ・3面4隅角を囲む ・ぺリオ的配慮より歯肉縁にプラークが停滞しにくい位置に鉤腕を設置(1mm以上歯肉縁から離す) ・先端2/3をアンダーカットに入れるのはワイヤークラスプ ・キャストクラスプは先端1/2を入れる ・レシプロケーションのためには同じ高さである事が理想 ・ファーゾーンのアンダーカットを利用 ![]() d) バックアクションクラスプ e) リバースバックアクションクラスプ (Oral Studio から) バックアクションクラスプもリバースバックアクションクラスプいずれも 欠損側のファーゾーンに鉤体をおき、歯冠を取り巻くように鉤腕が走行するクラスプである。 両者とも、両側性遊離端義歯で左右対称的に用いることが多く、緩圧効果が期待できる。 両者の違いは鉤体の位置であり、 →バックアクションクラスプは舌側に、 →リバースバックアクションクラスプは頬側に、 位置する。 両者とも原則として片側性遊離端義歯には用いられない ・鈎脚が口蓋側のファーゾーンまで延び、そこから鈎腕が歯冠を取りまいて 頬側のファーゾーンのアンダ-カットで終わる ・歯軸の関係と審美性から主に上顎小臼歯に適応 ・遊離端欠損症例で小臼歯に両側性に用いると効果がある ![]()
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