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108回歯科国試AC:病理(写真)

108C-112
薬剤加療中の骨粗鬆症患者の口腔内写真(別冊No. 22A)、エックス線写真(別冊No. 22B)
及び摘出物のH-E 染色病理組織写真(別冊No. 22C)を別に示す。
この顎骨疾患の病態はどれか。2つ選べ。

108c-112 abc

a 細菌感染
b 骨細胞の壊死
c 腫瘍細胞の増殖
d 骨芽細胞の機能亢進
e 破骨細胞の機能亢進


108A-101(既出)
硬口蓋部に発生した病変のH-E 染色病理組織像(別冊No. 17)を別に示す。
矢印で示すのはどれか。1 つ選べ。

108A-101#

a 骨化生
b 軟骨化生
c 腸上皮化生
d 扁平上皮化生
e アポクリン化生


解答:MOREへ


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解答

108C-112

薬剤加療中の骨粗鬆症患者の口腔内写真(別冊No. 22A)、エックス線写真(別冊No. 22B)
及び摘出物のH-E 染色病理組織写真(別冊No. 22C)を別に示す。
この顎骨疾患の病態はどれか。2つ選べ。

108c-112 abc 

a 細菌感染
b 骨細胞の壊死

c 腫瘍細胞の増殖
d 骨芽細胞の機能亢進
e 破骨細胞の機能亢進

解答 AB

cdeはこの病理組織からは認められない。

骨組織:emty lacunaeが増加し、骨壊死があるようだ。
また、骨組織の間隙にfibrin塊が充満し、感染を思わせる。

消去法でもabが正解ということになるのか?

症例は、ビス剤投与後のBRONJということですか。


108A-101(既出)
硬口蓋部に発生した病変のH-E 染色病理組織像(別冊No. 17)を別に示す。
矢印で示すのはどれか。1 つ選べ。

108A-101#

a 骨化生
b 軟骨化生
c 腸上皮化生
d 扁平上皮化生
e アポクリン化生

解答D

核を含んだ角質からなる同心円上の構造物が認められる。
いわゆる癌真珠 cancer pearl.

ということで、dの扁平上皮化生

病理:Cellular injury


にて、すでに問題を出したようです。

108回歯科国試B:口腔外科(腫瘍)


も参照のこと。

以下に選択肢と出されたmetaplasiaの組織像を載せておく。

Lung_ossification_c.jpg 
器質化肺炎を背景にしてみられた骨化(骨化生)
http://niigata-cp.org/?page_id=1073


Uterus_Lipoleiomyoma5_ChondroidMetaplasia.jpg
軟骨化生 chondroid metaplasiaを伴う子宮の脂肪平滑筋腫
http://www.webpathology.com/image.asp?case=570&n=22


97ee9702e87397b3eb974c5bb1dfa462.jpg 
腸上皮化生

胃の管状腺腫 tubular adenoma (腸型)です。
またの名を小腸型低異型度腺腫といいます。
伝統的に異型上皮(ATP)とも言われてきたやつです。
写真の右側の腺管は完全型(小腸型)腸上皮化生です。
吸収上皮と杯細胞が明瞭です。
左側に腫瘍腺管があります。
腺管の全体の形は右側の腸上皮化生とそっくりです。
構成細胞も杯細胞型細胞と吸収上皮型細胞です。
この部分ではパネート細胞型の細胞はみられません。
ただ、腫瘍の方では、杯細胞型細胞の粘液が小型であり、
細胞密度が高くなっており、核も正常より大きくなっています。
腸型腺腫ではこのように核が少し細長く、
細胞の縦軸方向に伸びるのが特徴ですが、基底膜側によく揃っています。

http://blog.goo.ne.jp/gastrictypeadenocarcinoma/e/d22e2566810c4afdfa161e288785a44c


apocrineadenosis.jpg 
乳腺症で見られるアポクリン化生
http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~pathology/templates/breastlesions/breastlesions.html

cとe については、歯科領域では画像が出されることはまずないとは思いますが、
念のため、一つの例として呈示しておきます。

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2015/12/12 06:00 病理:歯科 TB(-) CM(0)
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