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歯科矯正学 Orthodontics 特集2
![]() http://www.choiceorthodontics.com/orthodontic-appliances/orthodontic-headgear.aspx 問題は、いつものように ”闘う!歯科国試” からです。 103A-26 歯科矯正学 顎態模型の基準となるSimonの3平面に含まれるのはどれか。1つ選べ。 a SN平面 b 咬合平面 c 眼窩平面 d 口蓋平面 e Camper平面 解答 c Simonの分類 http://ortho1.ojaru.jp/sindannewpage2.htm ![]() 歯と歯列を頭蓋内に設定した3つの平面に関係付けて判断。 正中矢状面を基準: 歯列の狭窄や開大、左右の対称性を判断する。 眼窩平面を基準:眼点から上顎犬歯を通りオトガイに至る平面が出来ることが正常であるとして、 上下の歯列やオトガイ部の前突や後退を判断する。 Frankfort平面(FH平面)を基準:歯や歯列の垂直発育の過不足を咬合平面との距離で判断する。 103A-9 歯科矯正学 骨格性下顎前突の特徴はどれか。1つ選べ。 a 矮小な下顎角 b 上顎歯列弓の開大 c 下顎切歯の舌側傾斜 d 過大なオーバーバイト e AngleII級の大臼歯関係 解答 c 下顎前突症(英:mandibular prognathism、Prognathism) とは(Wikipedia) 歯科における不正咬合の一形態。 噛み合わせたときに下あごにある歯全体が上あごにある歯全体より前方に突出していることをいう。 受け口、しゃくれ、反対咬合ともいう。 見た目上の特徴としては、下唇が上唇よりも明らかに前にある。 分類 歯性下顎前突症:上下大臼歯の咬合関係は近遠心的に正常なAngle不正咬合分類I級(クラスI)であるが、 下顎切歯が上顎切歯よりも前方にある逆オーバージェット reverse overjet(前歯部反対咬合)を呈する。 骨格性下顎前突症:上下大臼歯の咬合関係は下顎大臼歯が上顎大臼歯に対して相対的に前方(近心)に位置しており、 前歯部被蓋も逆オーバージェットを呈する。 骨格性下顎前突症は下顎骨の過成長だけでなく、上顎骨の劣成長がある場合にも発症する[1]。 参照:http://www.hiruma.or.jp/case/case-7 107A-79 歯科矯正学 ヘッドギアの装着時に患児と保護者へ指示するのはどれか。2つ選べ。 a 毎日の利用 b 半年に1回の来院 c 口腔内のゴムの交換 d フェイスボウの調節方法 e 装置破損時の歯科医師への連絡 解答 a e 解説 ヘッドギアの構成要素 ①インナーボウ 0.9~1.0mm ②アウターボウ 0.9~1.0mm ③バンド ④チューブ ⑤顎外ゴム 300~500g ヘッドギア (上顎の成長抑制する補助装置) http://www.kyousei-shika.net/kyousei_html/care/souchi-39_head.htm ■ヘッドギアを使用する目的 ヘッドギアは、主にお子さんの矯正治療に使用される補助装置です。 骨格的な上顎前突(出っ歯)、すなわち、上あごが大きすぎるために「出っ歯の骨格になっている」場合には、 ヘッドギアで上下の顎の位置をコントロールして、上あごの骨の成長抑制をおこなうことがあります。 ![]() 上あごの成長抑制のほか、骨格的なものではない、 歯ならびそのものの「出っ歯」の場合にも、 成長期のうちから、ヘッドギアで上あごの奥歯を後方に動かしてり、 歯ならび全体を下げる(後退させる)治療をおこなう場合があります。 このほか、歯列全体の矯正で、上の前歯を大きく後退させる必要があるときに、 ブラケットをワイヤーを使用するマルチブラケット法とヘッドギアの装着を併用して治療することもあります。 ■ヘッドギアの構造について 矯正治療は、歯や顎に適正な力をかけることで、成長のコントロールや歯の移動をおこないます。 骨格性の「出っ歯」の場合、上あごに対する後ろ向きの力が必要なので、 頭部を固定源とした装置・ヘッドギアを使用します。 へッドギアの装着方法は、まず、上の奥歯(主に第一大臼歯)に装着した固定式の装置と、 太いワイヤーでできた「フェイスボー」をつなげ、これを頭部の帽子のような装置「ヘッドキャップ」に装着をして牽引します。 なお、「フェイスボー」は取り外すことができますが、奥歯につけた装置は取り外すことができません。 ■装着の注意点 ・ヘッドギアを装着しているときは静かにしましょう ・食事や歯磨きのときには、フェイスボーを外しましょう ・装着時間を守りましょう ヘッドギアは取り外しができる装置ですが、毎日10時間以上の使用が必要です(個人差があります)。 食事や歯磨き以外の時には十分な使用が大切です。 家にいる時間や睡眠時間中などしっかり装着しましょう。 ・1週間以上違和感や痛みが続いた場合は、担当医に相談しましょう ヘッドギアを装着して2~3日は、奥歯に痛みを感じたり、 発音や食事がしづらいことがありますが、1週間ほどで慣れます。 しかし、痛みや違和感がどうしても我慢できない場合や、 ヘッドギアが変形したり壊れた場合は、 ドクターに相談しましょう。 107C-21 歯科矯正学 乳児型嚥下の残存によって起こるのはどれか。1つ選べ。 a 叢 生 b 開 咬 c 鋏状咬合 d 過蓋咬合 e 下顎前突 解答 b 解説 乳児型嚥下→舌癖→開咬 乳幼児嚥下 (Oral Studioから) 【概要】 乳児が母親の乳を吸綴し嚥下を行うパターンは、成熟型咀嚼・嚥下パターンとは異なっている。 【詳細】 特徴は下を突き出すとともに下顎を前方に移動させ、口輪括約筋の活動とともに乳首をつかまえて吸綴し、 吸綴から嚥下までの哺乳動作中下顎を前後方向にピストン運動させる。 その間舌は低位で舌背は凹んだ形をとっている。 歯の萌出前後に乳児型の嚥下パターンが長く残ると、不正咬合の原因の一つとなる。 上下顎の歯の間に舌を突出させたり、口唇を介入させたりする異常嚥下癖が 前歯部の開咬を発症させることが考えられ、逆に開咬患者では嚥下時に口腔内の陰圧を保持するために、 舌の突出や口輪筋の緊張を余儀なくされて症状を悪化させる要因になる。 《参考:成熟型嚥下》 成熟型においては舌や下顎は前方に突出せず、 口輪筋の緊張は減少して下顎挙上筋が顎位をコントロールするようになる 107C-6 歯科矯正学 成長期における上顎歯列の狭窄の成立機序を示す。 [口呼吸]→[ ① ]→[上顎歯列の狭窄] ①に入るのはどれか。1つ選べ。 a 低位舌 b 弄舌癖 c 鼻中隔彎曲 d ブラキシズム e 咽頭扁桃肥大 解答 a 解説 e 咽頭扁桃肥大=アデノイド 通常は、舌が口蓋に軽く接触して上顎歯列弓を内側からサポートしている。 しかし、低位舌になると、その内側からのサポートが無くなり、上顎歯列弓が狭窄する。 下顎の歯列弓は舌圧によりそのままである。よって、交叉咬合になる。 107A-24 歯科矯正学 上顎で成長に伴って骨吸収するのはどれか。1つ選べ。 a 鼻腔底 b 上顎結節 c 頬骨上顎縫合部 d 正中口蓋縫合部 e 歯槽突起口蓋側面 解答 a 解説 『EnlowのV原理』を覚える。 V原理が成り立つ3ヶ所 ①歯槽骨 ②口蓋骨 ③下顎頭 107A-20 歯科矯正学 下顎両側第一大臼歯の近心転移によって生じるのはどれか。1つ選べ。 a 開 咬 b 切端咬合 c 交叉咬合 d 鞍状歯列弓 e 空隙歯列弓 解答 d 解説 乳臼歯の早期喪失や、隣接面う蝕によって、下顎第一大臼歯の近心移動が起こる。 それによって、第二小臼歯の放出スペースが無くなり、舌側転移してしまう。
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