閉経12ヶ月以上の無月経
日本人の中央値は50歳
40才未満の閉経は早発閉経(高ゴナドトロピン性無月経)
子宮摘出後の場合、エストラジオール20pg/mlかつFSH 40mlU/ml
閉経の前後5年を更年期と定義する
閉経に伴う変化脂質異常症、虚血性心疾患、骨粗しょう症
卵巣の摘出影響卵巣摘出→将来的な心疾患を増加させる 背景には脂質異常症の増加
閉経卵巣もホルモンを分泌している
更年期障害
定義更年期に現れる多種多様の症状の中で、器質的変化に起因しない症状で日常生活に支障をきたす病態
不定愁訴(hot flashなど)が主訴
閉経後の4人に1人
症状:のぼせ、汗かき、いらいら、動悸
http://www.tanakafukuko-clinic.jp/information/index.html鑑別甲状腺機能低下症
精神疾患
治療
ホルモン補充療法 HRT
子宮摘出後:エストロゲン
子宮未摘出:エストロゲン+プロゲスチン(単独だと子宮内膜症などのリスク↑、ただし乳癌のリスクは↑)
http://www.sawada-ladies.com/horumon/副作用冠動脈性心疾患、浸潤乳癌、脳卒中、肺塞栓→冠動脈疾患、脳卒中の治療・予防にHRTを用いてはならない(経口)
ただし、
経皮製剤は心筋梗塞のリスクを低下させる
http://kirei.woman.excite.co.jp/t_beauty/menocare/vol3/禁忌
肝障害(肝臓代謝なので)
乳癌既往
子宮体癌
冠動脈疾患
骨粗しょう症 osteoporosis
骨強度の低下により骨折のリスクが高くなる骨の障害
骨強度=骨密度70%+骨質30%
骨折の危険因子
既存骨折、ステロイド使用、骨折家族歴
診断
脆弱性骨折既往あり:椎体骨折、大腿骨頚部骨折
その他の脆弱骨折があり、骨密度がYAM80%未満
脆弱性骨折既往なし:骨密度70%以下
DXA(2重エネルギーエックス線吸収測定)法
FRAX:骨折リスクを評価する計算ツール
骨代謝マーカーで薬物治療効果判定
治療新しいものとしては、テリパラチド(PTH)
デノスマブ(RNKL抗体)