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歯科薬理学:105-107回歯科国試(臨床・計算問題)
105-107回歯科国試:薬理関係問題のうちで、まだupしていない臨床・計算問題です。 1)106C47 70歳の女性。口角の痛みを主訴として来院した。食事中に痛みが増悪するという。 初診時の口腔内写真(別冊No. 5A)と細胞診の染色像(別冊No. 5B)とを別に示す。 有効な薬剤はどれか。1つ選べ。 ![]() a 5-FU b アシクロビル c ビタミンB2 製剤 d ミコナゾール硫酸塩 e アモキシシリン水和物 2)106C45 アセチルコリン用量-反応曲線を図に示す。 併用薬①はどれか。1つ選べ。 ![]() a アスピリン b パパベリン塩酸塩 c ネオスチグミン臭化物 d アトロピン硫酸塩水和物 e シルデナフィルクエン酸塩 3)106C130 初回通過効果を受ける薬物を経口投与した。投与時の条件を示す。 ・80% が消化管で吸収される。 ・40% が肝臓で初回通過効果を受ける。 ・他に減少はない。 この薬物のバイオアベイラビリティ(%)を求めよ。 ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第1位を四捨五入すること。 解答: ① ② % 4)105A130 ある薬物のED50 は150 mg/kgであった。 LD50を1,000 mg/kgとしたときの治療係数を求めよ。 ただし、小数点以下第2位を四捨五入すること。 解答: ① ② 解答:MOREへ スポンサーリンク 1)106C47 70歳の女性。口角の痛みを主訴として来院した。食事中に痛みが増悪するという。 初診時の口腔内写真(別冊No. 5A)と細胞診の染色像(別冊No. 5B)とを別に示す。 有効な薬剤はどれか。1つ選べ。 ![]() a 5-FU b アシクロビル c ビタミンB2 製剤 d ミコナゾール硫酸塩 e アモキシシリン水和物 正解 d 解説: 写真Bより写真Aの症状はカンジダ症(真菌感染症)と考えられる. したがって,正答は「d」となる. 2)106C45 アセチルコリン用量-反応曲線を図に示す。 併用薬①はどれか。1つ選べ。 ![]() a アスピリン b パパベリン塩酸塩 c ネオスチグミン臭化物 d アトロピン硫酸塩水和物 e シルデナフィルクエン酸塩 正解:d 解説: 用量-反応曲線が,最大反応が変化せずに右側にしているので,併用薬は拮抗薬である. したがって,正答は「d」となる. 3)106C130 初回通過効果を受ける薬物を経口投与した。投与時の条件を示す。 ・80% が消化管で吸収される。 ・40% が肝臓で初回通過効果を受ける。 ・他に減少はない。 この薬物のバイオアベイラビリティ(%)を求めよ。 ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第1位を四捨五入すること。 解答: ① ② % 解説: 消化管で吸収された薬物は80%. そのうち,肝臓での初回通過で代謝されなかった薬物60%が循環血中に入る. BA (%) = 0.8 × 0.6 × 100 = 48 4)105A130 ある薬物のED50 は150 mg/kgであった。 LD50を1,000 mg/kgとしたときの治療係数を求めよ。 ただし、小数点以下第2位を四捨五入すること。 解答: ① ② 解説: 治療係数はLD50をED50で割った値で,大きいほど安全な薬と言える. 1000 ÷ 150 = 6.666 小数点以下第2位を四捨五入 ⇨ 6.7 歯科薬理学:105-107AC(一般問題)を含め、阪大歯学部が公開した薬理学のスライド講義から抜粋した解説です。講師:阪大 顎口腔病因病態制御学講座 (薬理学教室) 田熊 一敞 氏 その中で、105-107回歯科薬理の問題について感想を述べています。 以下のようです。
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