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医歯国試で役立つ消化管ホルモン関係の問題
![]() http://www.bmb.leeds.ac.uk/teaching/icu3/lecture/21/ 医師CBTや歯科国試で、役立つ問題を薬剤師国試から集めました。 YAKU-TIK 薬学まとめました(薬剤師国試お役たちサイト)からの転用 1)薬剤師99回-問111 図は、膵臓の顕微鏡写真であり 形態の異なる領域(A及びB)が観察される。 これらの領域は、それぞれ内分泌あるいは外分泌に関わっている。 正しい記述はどれか。2つ選べ。 ![]() 1 Aからは、血糖値を高めるホルモンが分泌される。 2 Bからは、筋細胞においてグルコース輸送担体(GLUT4)の発現を増加させるホルモンが分泌される。 3 Aで産生されるソマトスタチンは、十二指腸に分泌される。 4 Bからは、脂肪の消化を促進する胆汁酸が分泌される。 5 消化管ホルモンのセクレチンによって、Bからの膵液分泌が促進される。 ホルモン関連問題 2)薬剤師100回 問11 下図の器官 A から放出される代表的なホルモンはどれか。 1つ選べ。 ![]() 1 成長ホルモン 2 チロキシン 3 グルカゴン 4 甲状腺刺激ホルモン 5 アルドステロン 3)薬剤師99回-問11 ホルモンとその作用との対応のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。 1 ガストリン -------------- 胃酸分泌の抑制 2 セクレチン -------------- HCO3−を多く含む膵液の分泌促進 3 カルシトニン ----------- 血中Ca2+ の減少 4 インスリン -------------- 血中グルコースの減少 5 アルドステロン --------- 腎臓におけるNa+ 及びCl− の再吸収促進 解答:MOREへ スポンサーリンク 1)薬剤師99回-問111 図は、膵臓の顕微鏡写真であり 形態の異なる領域(A及びB)が観察される。 これらの領域は、それぞれ内分泌あるいは外分泌に関わっている。 正しい記述はどれか。2つ選べ。 ![]() 1 Aからは、血糖値を高めるホルモンが分泌される。 2 Bからは、筋細胞においてグルコース輸送担体(GLUT4)の発現を増加させるホルモンが分泌される。 3 Aで産生されるソマトスタチンは、十二指腸に分泌される。 4 Bからは、脂肪の消化を促進する胆汁酸が分泌される。 5 消化管ホルモンのセクレチンによって、Bからの膵液分泌が促進される。 解説 膵臓は、大きく 外分泌部と、内分泌部=ランゲルハンス島に分類されます。 写真の中で、島のように見える A が内分泌部です。 B が外分泌部です。 選択肢 1 は、正しい記述です。 A から、つまり内分泌部からはグルカゴンのような、血糖値を高めるホルモンが分泌されます。 選択肢 2 : GLUT 4 の発現を増加させる代表的なホルモンはインスリンです。 インスリンは、B からではなく A から分泌されます。 よって、誤りです。 選択肢 3 : 十二指腸に分泌されるホルモンはセクレチンです。 ソマトスタチンでは、ありません。 選択肢 4 : B で分泌されるのは、膵液です。胆汁酸では、ありません。 選択肢 5 :正しい記述です。 セクレチンは、十二指腸粘膜内のS 細胞(Sが、セクレチンのSです。)による分泌される、消化管ホルモンです。 このホルモンの分泌を受けて、膵臓の膵液分泌が促進されます。 正解 1,5 ホルモン関連問題 2)薬剤師100回 問11 下図の器官 A から放出される代表的なホルモンはどれか。 1つ選べ。 ![]() 1 成長ホルモン 2 チロキシン 3 グルカゴン 4 甲状腺刺激ホルモン 5 アルドステロン 解説 図の器官は、甲状腺です。以下、各選択肢を検討します。 選択肢 1 : 成長ホルモンが放出されるのは下垂体前葉です。 甲状腺では、ありません。 選択肢 2:正しい選択肢です。 チロキシンが放出されるのは甲状腺です。 選択肢 3 : グルカゴンが放出されるのは膵臓のランゲルハンス島 α 細胞です。 甲状腺では、ありません。 選択肢 4 : 甲状腺刺激ホルモンが放出されるのは下垂体前葉です。 甲状腺では、ありません。 選択肢 5 : アルドステロン(別名 硬質コルチコイド)が放出されるのは副腎皮質です。 甲状腺では、ありません。 正解 2 3)薬剤師99回-問11 ホルモンとその作用との対応のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。 1 ガストリン -------------- 胃酸分泌の抑制 2 セクレチン -------------- HCO3−を多く含む膵液の分泌促進 3 カルシトニン ----------- 血中Ca2+ の減少 4 インスリン -------------- 血中グルコースの減少 5 アルドステロン --------- 腎臓におけるNa+ 及びCl− の再吸収促進 ガストリンは、胃幽門部(出口の方)G細胞から分泌されるホルモンで胃酸分泌を促進し、消化を助けます。 セクレチンは、十二指腸のS細胞から分泌されるホルモンで膵液の分泌を促進させるホルモンです。 カルシトニンは、血中のCa2+濃度を低下させるホルモンです。 分泌は甲状腺傍ろ胞細胞が行います。 Ca2+濃度の低下は、骨吸収(骨=Ca貯蔵庫から血中へのCa移動)の抑制により実現されます。 インスリンは、血糖が上がった時に分泌されるホルモンで血中グルコース濃度を減少させます。 アルドステロンは、腎臓の遠位尿細管においてNa+の再吸収を促進させることにより 血中Na+濃度を上昇させるホルモンです。 又、遠位尿細管におけるNa+の輸出機構はNa+/Cl-共輸送であるため Na+の再吸収を促進させることは同時にCl- の再吸収を促進させることになります。 正解:選択肢 1 |
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