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嗅神経の働きとその障害

とある医学生の雑記帳 

嗅神経の働きとその障害 (2015 8/15 配信)から転用


嗅神経の働きについてまとめ


嗅神経とは脳神経12対のうちの1番目の脳神経である。
嗅神経は名前の通り、嗅覚を感知するための知覚神経。


【嗅神経の経路】

鼻腔の奥深くに嗅上皮と呼ばれる部分があり、ここに嗅細胞が多数存在している。

ここで「匂い」の情報が感知される。

この嗅細胞は篩骨の一部である篩板にある小さな穴を通り、頭蓋骨の内部に入る。

嗅細胞の軸索は他の嗅細胞の軸索と束になっているので、これらをまとめて嗅糸という。

嗅糸は大脳の手前にある嗅球でシナプスを形成し、
嗅索という繊維になり大脳辺縁系の嗅覚中枢に至る。


20150806174605.png

出典:慶応大学HPより



【嗅神経の検査法】

患者さんに目を閉じてしまい、片方の鼻をつまんで、もう片方の鼻で匂いを嗅いでもらう。
コーヒーや香水などを用いる。
その後もう片方の鼻でも同様に行う。



【嗅覚障害の原因】

嗅覚障害には
嗅覚脱失、嗅覚過敏、幻臭症に分類される。




嗅覚脱失(匂いを感じない)

原因:アレルギー性鼻炎、風邪、脳腫瘍、
    脳出血、脳炎、パーキンソン病など



嗅覚過敏(匂いを強く感じてしまう)

原因:精神疾患(心因性)、側頭葉病変、妊婦



幻臭症・異臭症(現実にない不快な匂いを感じる)

原因:脳の側頭葉のてんかん発作(嗅神経の異常ではない)


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2016/01/17 20:32 脳・神経 TB(-) CM(0)
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