スポンサーリンク Romberg試験とMann試験 - 医療関係資格試験マニア
fc2ブログ
様々な医療福祉関係の資格試験に挑むブログ
プロフィール

かず

Author:かず
某総合病院で日々、臨床で忙しい医師カズです。
各種医療職の資格試験問題に挑戦しつつ、資格を目指す方々を励ますブログです。
内容は、国内の医師、歯科、薬剤師、看護師国試など、さらには米国医師資格試験(USMLE)、米国歯科医師資格試験(NBDE)あたりの問題にも挑戦する予定です。
応援よろしくお願いいたします。

ブログ使用時の注意点:
PCビューで見ると、答えが隠れています。
解答を見る場合は、”MORE”ボタンをクリックして下さい。
スマホですと、全てが表示されてしまうので演習目的の場合はPCビューがお勧めです。

広告
カテゴリ
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
学校・教育
20位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
1位
アクセスランキングを見る>>
楽天お勧め
google+1
ロンベルグ試験とマン試験


とある医学生の雑記帳 (2014-12-11 配信)
romberg試験とMann試験について
から引用改編


これらはいずれも平衡機能(深部感覚)の検査である。


深部感覚神経は脊髄の後索を通っているので、その部分が障害をうけると身体の異常として発生する。

Gray669-ja_svg.png 
https://ja.wikipedia.org/wiki/脊髄


Romberg試験は両足をそろえて、
Mann試験は両足を前後一直線にしてたってもらい、
バランスをとれるかどうかを調べる。


そのあと、

被験者に目を閉じてもらい、
バランスを維持できるかどうかを調べる。


なお、医療者は患者が転倒して怪我をしないように近くで備えておく。


目を開けているときにはバランスがうまくとれているのに、
目を閉じるとバランスを崩して動揺してしまうことをロンベルグ徴候陽性という。

この場合、
深部感覚に異常があると考えられより精密な検査を受ける。

具体的には
脊髄後索の障害の受ける
亜急性脊髄連合変性症あるいは糖尿病性ニューロパチーなどが考えられる。

E383ADE383B3E38399E383ABE382B0.png 
http://shiratorik-kango.blog.so-net.ne.jp/2013-08-05


Mann試験というのは両足を前後一直線にしているため
ロンベルグ試験に比べたらバランスをとるのが難しく、
ロンベルグ試験に比べると高感度に深部感覚の異常を検出できる。

しかしながら、高齢者でやる場合異常がないにもかかわらず
陽性(つまり偽陽性)となってしまう場合も多いので注意が必要。

mann test 
http://blogs.yahoo.co.jp/gdmfd345/8394817.html




復習問題

ロンベルグ試験が陽性の場合、次のどれが考えられるか?

イ 小脳障害  
ロ 錐体外路障害  
ハ 深部感覚障害  
ニ 温痛覚障害


解答:MOREへ

スポンサーリンク


ロンベルグ試験が陽性の場合、次のどれが考えられるか?

イ 小脳障害  
ロ 錐体外路障害  
ハ 深部感覚障害  
ニ 温痛覚障害

正解 (ハ)

http://shiratorik-kango.blog.so-net.ne.jp/2013-08-05 から
関連記事
2016/01/20 00:06 脳・神経 TB(-) CM(0)
コメント















 管理者にだけ表示を許可する

アクセス数
検索フォーム
知りたい疾患や用語に関連するブログ記事を探すのに使ってください
広告配信
人気記事
本ブログ内でよく読まれている記事
カレンダー
08 | 2023/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
月別アーカイブ(タブ)
各年のアーカイブ全体はLISTをクリック下さい。 LISTを閉じる際は、SELECTをクリック下さい。
リンク
医歯学などの勉強に有用なサイトを随時増やしていきます。 リンクサイトでアクセス出来ないものあれば、メールフォームで遠慮なく教えて下さい。
ブログランキングなど
ブロとも申請フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: