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脳神経 基本問題2
![]() http://www.faqs.org/health/Body-by-Design-V2/The-Nervous-System-Design-parts-of-the-nervous-system.html 前回の続き あましこくし~スマホで出来るあん摩マッサージ指圧師の国家試験過去問題集~ http://chousei58.com/ スポンサーリンク 11) 病巣と神経学的所見との組合せで正しいのはどれか。 1. 錐体路 ───── 足クローヌス 正解 1. 錐体路 ───── 足クローヌス 解説 足クローヌスは下肢の病的反射であり、上位運動ニューロンによって抑制されるはずの反射が、 視床は感覚の中枢であり、障害されると触覚、痛覚、温覚、深部感覚などを感じなくなる。 認知を行っているのは大脳皮質なので視床の障害では起こらない。 脊髄神経根の障害が起こると、四肢のいずれか一つの感覚や運動に障害が起こる。 手袋靴下型感覚障害は末梢神経の障害であり手足の末端の感覚に障害が出るため 深部腱反射亢進は、抑制性としても働く錐体路の障害によって起こり、 小脳は錐体路には関係ないので障害されたも深部腱反射は起こらない。 12) 病巣と症候との組み合わせで正しいのはどれか。 1. 小脳 ───── 眼振 正解 1. 小脳 ───── 眼振 解説 眼振とは自分の意思とは異なり動く律動的に反復する眼球運動のことである。 原因は平衡感覚をつかさどる三半規管とそこから求心性の経路である前庭神経、 http://www.saiseikai.or.jp/medical/disease/vestibular_neuronitis/ 脊髄前角は運動ニューロンが存在する箇所であり、感覚は脊髄後角なので感覚障害は生じない。 参考URL:http://comedical.blog23.fc2.com/blog-entry-759.html 舌萎縮は球麻痺によって引き起こされる事が多い。 球麻痺とは延髄の運動核の障害による麻痺であり、 中脳の障害では舌の萎縮は起こらない。 難聴は伝音性難聴と感音性難聴に分けられる 伝音性難聴は外耳、中耳までの障害で起こり、感音性難聴は内耳から脳までの間で起こる。 蝸牛で受け取った聴覚の情報を蝸牛神経を伝って橋に渡り、さらにそこから大脳の聴覚野に渡されるが 脊髄はこの伝導路に含まれていないため障害が起こっても難聴にはならない。 参考URL:http://shiratorik-kango.blog.so-net.ne.jp/2013-04-02-1 13) 歩行異常と疾患との組合わせで正しいのはどれか。 1. 痙性歩行 ──── 筋ジストロフィー症 正解 1. 突進現象 ──── パーキンソン病 解説 痙性歩行は錐体路の上位運動ニューロンが障害される事で、足がツッパリ特に階段などが下りにくくなる。 ※動揺性歩行は後述 http://contusalud.com/website/images/mes_mayo02/ 突進現象はパーキンソン病に特徴的な現象で、一歩目が出しずらく、歩きはじめると突進する。 動揺性歩行 waddling gaitは筋ジストロフィーや 多発性筋炎に見られ、近位の筋の萎縮によって起こり、 股関節から歩くのでよたよたした歩き方(ペンギンのような歩き方)になる。
14) 錐体外路疾患はどれか。 1. ハンチントン病 正解 1. ハンチントン病 解説 錐体外路が障害されると、なめらかな運動が出来なくなり不随意運動が起きるようになる。 ハンチントン病は遺伝性の神経変性疾患で錐体外路が障害される事によって起こる。 多発ニューロパチー(多発性神経炎)は、遠位の末梢神経の障害が起こり、手や足の感覚の鈍麻や麻痺がおこる。 丁度、手袋や靴下をはいた箇所が障害されるので手袋靴下型の神経障害と呼ばれる。 ギラン・バレー症候群も同じように遠位の末梢神経の障害が起こり、運動神経が障害され四肢麻痺がおこる。 重症筋無力症は、神経筋接合部でのアセチルコリン(神経伝達物質)の伝達が阻害される事で、 15) 手袋靴下型の感覚障害をきたすのはどれか。 1. 多発性神経炎 正解 1. 多発性神経炎 2. 解説 手袋靴下型の感覚障害とは、丁度手袋や靴下をはいた場所の感覚が鈍麻する疾患である。 多発性神経炎は遠位の末梢神経の障害によってこの症状が現れる。 ギランバレー症候群も同じように手足靴下型の神経障害だが、運動麻痺の症状が強い。 脊髄空洞症は主に頸髄の中心管に脳脊髄液が溜まり、内側から脊髄を圧迫する疾患である。 症状としては、中心管の付近を走行する温覚・痛覚は障害されるのに対し、 触覚は正常もしくは障害が少ない解離性知覚障害(かいりせいちかくしょうがい)が現れる
視床出血は、感覚の中枢である視床が出血する事で出血と反対側の感覚が消失する。 出血が隣にある内包にまで及ぶと、随意運動の錐体路を障害してしまうので反対側の運動麻痺も起こる。
頸椎椎間板ヘルニアは、頸椎の椎間板がの髄核が突出する疾患で、真後ろに突出すれば脊髄を圧迫し 斜め後ろに突出すると神経根を圧迫する。 脊髄を圧迫すると、腱反射の亢進や、病的反射が現れ、四肢の痺れや麻痺、膀胱直腸障害を生じる。 神経根の圧迫では圧迫された方の手の疼痛やしびれ、麻痺を生じる。 参考URL:http://seitailabo.com/chapter1/pain/pain103.html 16) 神経麻痺と関係しない変形はどれか。- 1. 鷲手 正解 3. デュプイトラン拘縮 17) 神経障害により下垂手をきたすのはどれか。- 1. 正中神経 正解 2. 橈骨神経 解説 下垂手は、手を背屈させる筋である前腕の伸筋群の麻痺によって起こる。
前腕の伸筋群を支配するのは橈骨神経である。 正中神経は前腕の屈筋群と母指球周りの手内筋を支配しているので この神経が麻痺すると母指球の著名な萎縮が見られ平べったい猿のようなて(猿手)にになる。 尺骨神経は母指球以外の手内筋が麻痺するため、小指、環指が過伸展する鷲手になる。 http://www.sb-n.com/undou/massyousinkeison.html デュプイトラン拘縮は神経ではなく、手のひらの下の組織が癒着する事によって指が伸展できなくなる疾患である。 |
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