プロフィール
Author:かず 広告
最新記事
カテゴリ
アクセスランキング
楽天お勧め
最新コメント
google+1
|
脳神経 基本問題3
![]() https://briandorfman.com/relax-your-nervous-system/ さらに、前回の続き あましこくし~スマホで出来るあん摩マッサージ指圧師の国家試験過去問題集~ http://chousei58.com/ 解答:MOREへ スポンサーリンク 18) 眼瞼下垂をきたさないのはどれか。 1. ホルネル症候群 正解 4. 外転神経麻痺 解説 動眼神経に支配されている眼瞼挙筋、 ホルネル症候群は、上部の交感神経障害で起きる症状で、ミュラー筋が麻痺するため眼瞼下垂を起こす。 重症筋無力症は神経筋接合部の神経伝達物質が阻害される事による筋力低下を起こす疾患であり、 動眼神経が麻痺すると支配している眼瞼挙筋が使えず眼瞼下垂を起こす。 外転神経は眼球を外転(外回し)する筋なので眼瞼下垂とは関係がない。 参考URL:http://www.hanakura-clinic.net/blepharoptosis/ 19) 眼裂狭小がみられるのはどれか。 1. バセドウ病 正解 2. ホルネル症候群 解説 眼列とは眼を開いた時の上瞼と下瞼の間の距離の事で、眼瞼下垂が起こると狭小を起こす。 眼瞼は動眼神経に支配されている眼瞼挙筋と、 このどちらかが障害されると眼瞼下垂が起こる。
顔面神経麻痺では、顔面神経が支配している眼輪筋が麻痺する事で閉眼する事が困難になり、 バセドウ病は眼窩脂肪が肥厚する事によって、眼球が突出する疾患である。 視神経鞘髄膜腫 20) 末梢性顔面神経麻痺の症状で誤っているのはどれか。 1. 表情筋の左右非対称 正解 2. 顔面の感覚障害 解説 末梢性顔面神経麻痺では、脳神経である顔面神経の障害によって起きる片側の表情筋の麻痺を起す。 眼輪筋も支配しているため、麻痺がおこると閉眼が出来ず目が乾燥し充血(兎眼)になる。 顔面神経は更に前2/3の味覚も支配しているため、表情筋の麻痺に加えて味覚障害も起こる。 顔面の感覚は三叉神経の支配なので、末梢性顔面神経麻痺で障害されることは無い。
1. 眼球運動の障害 正解 2. 対光反射の障害 解説 アーガイル・ロバートソン徴候とは縮瞳した状態で対光反射は消失するが、輻輳反射は正常な状態の事。 神経梅毒(脊髄癆)や糖尿病、アルコール中毒などで現れる事がある。 眼球運動、眼瞼の下垂、輻輳反射の障害は見られない http://meddic.jp/Argyll-Robertson_pupil 対光反射とは眼に光を当てた時に瞳孔が小さくなる反射であり 光刺激⇒視神経⇒視交叉⇒視索⇒中脳⇒動眼神経⇒網様体神経⇒網様体筋の収縮⇒縮瞳 という反射弓を通る。さらにこの反射は中脳で折り返す時に、反対側の動眼神経にも信号が送られるため 片方の目だけに光刺激をしたとしても両目に反射が起きる。 http://ishikokkashiken.com/light-reflex-2/ 輻輳反射は近くの物を見る時に、眼が寄り目になりつつ(内側直筋の収縮)、 参考URL:http://mimoto.thanksblog.jp/category/1436921.html 22) 複視をきたしやすいのはどれか。 1. 筋萎縮性側索硬化症 正解 4. 重症筋無力症 解説 複視とは物が二重に見えてしまう事をいう。 参考URL:http://www.nakamura-ganka.com/?p=412 原因は眼を動かすための神経(動眼神経、外転神経、滑車神経)の障害や、 参考URL:http://watasumu.blog28.fc2.com/blog-entry-325.html 重症筋無力症になると、神経筋接合部で神経伝達物質の 筋萎縮性側索硬化症は脊髄の側索が硬化する疾患で、 ベル麻痩は末梢性の顔面神経麻痺であり表情筋の麻痺がおこるが、 ホルネル症候群は上位の交感神経に障害が起こった時の症状であり、 23) 眼振をきたさないのはどれか。 1. 前庭神経炎 正解 3.中耳炎 解説 眼振とは自分の意思とは異なり動く律動的に反復する眼球運動のことである。 眼振が起こると眩暈もともなう事が多い。 前庭神経炎はその名の通り前庭神経の炎症であり、眼振を伴う。 メニエール病はコルチ器の中の内リンパに炎症が起きる疾患であるため、 参考URL:http://www.memai.jp/QandA/QandA-A9A15.html 突発性難聴は原因は不明だが感音性の難聴であり、眩暈に伴い眼振を伴う事がある。 中耳炎は耳管から入った細菌が中耳に感染する疾患で、 24) 回転性めまいがみられないのはどれか。 1. 前庭神経炎 正解 2. 大動脈弁狭窄症 解説 回転性めまいは平衡感覚の伝導路である三半規管、前庭神経、橋、小脳が障害された時に起こりやすい。 前庭神経炎はその名のとおり 前庭神経の炎症なので回転性めまいを起こす。 大動脈弁狭窄症は大動脈弁が狭窄する事によって、左心に負担がかかり左心不全を合併するが回転性めまいは起こさない。 メニエール病は三半規管の中にある内リンパに浮腫が起こる事で起きるので回転性めまいを起こす。 小脳橋角部腫瘍は小脳の疾患であり、小脳も平衡感覚の伝導路になっているため(図の右上)回転性めまいを起こす。
|
アクセス数
検索フォーム
知りたい疾患や用語に関連するブログ記事を探すのに使ってください
人気記事
本ブログ内でよく読まれている記事
カレンダー
月別アーカイブ(タブ)
各年のアーカイブ全体はLISTをクリック下さい。
LISTを閉じる際は、SELECTをクリック下さい。
リンク
医歯学などの勉強に有用なサイトを随時増やしていきます。
リンクサイトでアクセス出来ないものあれば、メールフォームで遠慮なく教えて下さい。
ブログランキングなど
ブロとも申請フォーム
メールフォーム
|