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脳神経1(医師国試)
![]() https://commons.wikimedia.org/wiki/File:1201_Overview_of_Nervous_System.jpg 最近の医師国試から神経学関係の基本的問題を集めてみました。 医師国家試験過去問データベース から引用改編 機能、解剖 1)109B9 ![]() 2)103B15 ![]() 3)106F6 ![]() 4)106G18 ![]() 5)108B60 ![]() ![]() 6)105G69 ![]() 解答:MOREへ スポンサーリンク 1)109B9 ![]() 正解 d theme: 蝶形骨・脳神経の通る孔 comments: 眼窩を構成する骨(→105E39, 101B27)が大きなヒントになる。 a 篩骨にある。 b 側頭骨にある。 c 側頭骨と後頭骨にある。 d 正しい。上眼窩裂は蝶形骨にある。 e 後頭骨にある。 ![]() http://kenkoshido.hatenablog.com/ 2)103B15 ![]() 正解 d,e theme: 頭蓋骨の穴と脳神経 ![]() 頭蓋外への通路のゴロ合わせ参照3)106F6 ![]() 正解 c theme: 脳神経 4)106G18 ![]() 正解 b theme: テント切痕ヘルニア・脳神経 comments: テント切痕は大脳と中脳の間を区切る形をとっている。 ゆえにこの部分のヘルニアでは中脳から出る脳神経が障害されやすい。 a 視神経は脳幹より上のレベルから出る。 b 正しい。中脳からは動眼神経と滑車神経が出るが、 テント切痕ヘルニアでは特に動眼神経麻痺が有名である。 c・d 三叉神経・外転神経は橋から出る。 e 副神経は延髄から出る。 ![]()
5)108B60 ![]() ![]() 正解 d theme: 神経伝導検査 comment: a dで示すように、正常とはいえない。 b M波はピークのこと。4ヵ所の刺激点すべてで出現している。 c 時間的分散があればM波はいくつかの峰に分かれるはず。 d 正しい。M波の振幅は刺激部位が近位であるほど低下している。これを伝導ブロックと呼んでいる。 e 伝導速度はいずれの部位でも与えてある基準値(45m/秒)を上回っている。 6)105G69 ![]() 正解 e theme: 統合失調症治療薬 comments: 統合失調症治療薬とは抗精神病薬のことを指す。 選択肢はすべて的外れ、というわけではなく、一部実際にみられるものも混じっており、 あくまで頻度の高いものを選ばねばならない。 a 制吐作用をもつ薬が多い。 b オランザピンやクロザピンなど一部の抗精神病薬では無顆粒球症をきたすことがある。 本問では「最も出現頻度が高い」とあるため、正答をeにゆずる。 c eにあるように錐体外路症状が出現することがあり、その場合は筋固縮をみる。 d 抗ドパミン作用により高プロラクチン血症をきたすことがある。 その場合に女性化乳房がみられるも、本問では「最も出現頻度が高い」とあるため、正答をeにゆずる。 e 正しい。抗ドパミン作用により錐体外路症状をみる頻度が最も高い。 f 食欲増加による体重増加をみることが多い。 g 抗ドパミン薬であるクロルプロマジンには白内障の副作用がある。 本問では「最も出現頻度が高い」とあるため、正答をeにゆずる。 h 抗精神病薬の中断などで悪性症候群を生じることがある。 その場合に高熱がみられるも、本問では「最も出現頻度が高い」とあるため、正答をeにゆずる。 i クロルプロマジンには再生不良性貧血や溶血性貧血の副作用がある。 本問では「最も出現頻度が高い」とあるため、正答をeにゆずる。 j ハロペリドールやクロルプロマジン、塩酸チオリダジン(現在は販売中止)などは薬剤性QT延長症候群をきたしうる。 本問では「最も出現頻度が高い」とあるため、正答をeにゆずる。 |
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